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zoom RSS デジカメ、販売不振、だそうだ

<<   作成日時 : 2009/01/28 09:28   >>

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昨年末の時点で、デジカメの販売が不振、というニュースがあった。まあ、このご時世、海外の金融危機の影響で、何もかもが販売不振ではあるけれど・・・
デジカメには、また別の理由もあるような・・・

デジタル一眼レフとデジタルコンパクトカメラでは、出荷台数では後者が9割を占めているのだそうな。一眼レフが伸びているといっても、そんな割合だったのか?

調査会社BCNによると、コンパクト型の国内販売額は昨年10月以降、前年割れが続く。台数も今年になって前年割れが目立つようになった。市場は飽和し、平均単価は2年前の3万1千円から、今年9月には2万5千円に落ち込んだ・・・のだそうな。

メーカー別に見ると・・・
キャノンは需要減に加え、販売価格が約2割下落し、今年のデジカメ部門の営業利益は前年比約25%減と、00年以降では初の減益になる見通し。
ソニーは通期業績を大幅に下方修正した要因の一つもデジカメ不振だった。07年度では営業利益率が20%を超える稼ぎ頭だったが、08年度は営業減益を見込む。
ニコンは08年9月中間期でのデジカメ部門の営業利益は過去最高だった。それでも下期については営業利益をマイナスに修正。
オリンパス、富士フイルムもデジカメ部門の採算悪化で通期業績を下方修正。

・・・もうデジカメは飽和状態になりつつあるのではないだろうか。
だいたい行き渡った、のではないか?

娘たちがケータイで写真を撮っているのを見ると、デジカメの敵はケータイじゃないか、と思っていた。

写真をケータイで撮って、プリントはしない。
いつでも持ち歩いて、いつでも何でも撮って、ケータイに溜めておけばいい。
ケータイに入れておいていつでも持ち歩いて、いつでも見られるし、また撮れる。
だから、それで見られる画質でいい。
デジカメを持ち歩くのは面倒だし、デジカメをバッグに入れるという選択・行為も、それを取り出して撮ろうとするにも、ちょっとした決意が必要になる。
ケータイなら「普段のまま」でいい。「普段」の中にさりげなく、当然のように写真がある。
ここが重要。

ケータイ写真も、プリントで見られる画質になってきた。
技術は進み、ケータイもカメラになってしまった。

コンパクトデジカメの普及は、それまで「写ルンです」とかで撮っていた人たちにも、良い写真を撮れるという技術の進歩だった。
この点で、コンパクトデジカメが社会への貢献度は高いと思う。

よく、室内でフラッシュも使わずに「写ルンです」で撮っていたりするのを見かけた。
それじゃ絶対に写らないよ、というものだ。
撮る人は写らないことを知らず「写るんです」と思って撮っているのだが、写らない。
シャッター・スピードは1/125秒くらいで、絞りはf11位だったろうか?・・だから、それ以下の明るさでは、フィルムの許容範囲で、シャッター速度で2段分くらいまで。
それ以下はダメ。
「室内ではフラッシュが必要」「ここでは写らない」という位の知識は必要だった。
その知識のない人には、良い写真が残せない。

デジタル技術は、それらを一気に解決した。
第一に、センサーサイズが、16mmフィルム以下なので、物理的にピントのあう範囲が広く、ほとんどボケない。
電灯光でも、蛍光灯でも、赤くなったり緑になったりしない。太陽光と同じように撮れる。
撮った写真がすぐ確認できる。

これらの「技術革新」で、写真に対する敷居がとても低くなった。
これは人類史上においても、デジカメの大いなる貢献だと思う。

しかし、ここへ来て技術の革新も足踏みとなって「目新しさ」が薄れてきた。

例えば、私は今、ニコンのコンパクトデジカメ「クールピクスP5100」を使っているが、その後継「P6000」の付加機能はGPSである。
撮った位置を記録できるというもの。

これなども、メーカーの手探りのひとつだろう。
・・が、私には必要ないので、新型は見送っている。
今は、皆さんがこのような状況なのではないだろうか?

もともとマーケットは「ゼロ」から始まったわけで、欲しい・必要、という人に急激に行き渡り、それが一段落したということだろう。

これからは「買い換え需要」がウエイトを占めるということになる。
そこに、新たな「革新」を訴求できない状態なのだ。

コンデジで写真の面白さに目覚めた人は、己の革新として「一眼レフ」を目指すケースも多いだろう。
一眼レフの敷居も低くなった。
誰でも使える一眼レフだ。お母さんが運動会で子供を撮れるカメラが増えた。

画素競争と、価格競争で、コンパクトデジカメの畑は、土地が痩せ、荒れ果てて、作物が育ちにくい状態になってしまったということだろう。
そのうち隣には、いつの間にかケータイや、一眼レフの畑が育ってきてしまった。

新しい革新という「肥やし」が必要なのだ。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
長良川鉄道の一泊二日撮影旅に行きました。

機材は欲張り、少し失敗もしましたが、、、
、、、デジ一のD80とRBとF100の三台使用にて、RBは寒冷な暗い早朝での露出に戸惑い、F100は列車到着直前にバッテリー切れ(満タン表示からイッキにフリーズ)で、、。

D80を鉄道で真剣に使いましたが、バッテリー残10%前後から警告が出て、5パーセントでフリーズです。
この辺は正確で使い易いですね!

デジタルになり、カメラの機能の進化もあり、この辺はフイルムカメラにフイードバックされて、新型一眼レフフイルムカメラ誕生!、、なんて無いですね、、残念!

使い方の目的にて、色々の考えが生まれて、これから先はどうなるか?、
ですね。
大神謙一
2009/01/29 16:06
一杯準備して、いざ出掛けたらバカなミス、というのありますね。
「何をやってるんだオレ」というの。

電池切れもありますね。マミヤ6なんていつまでも使える感じで、ある日、正に忘れた頃に切れたり・・・露出のツメが甘かったり。

最近、色々とカメラやフィルムを変えて、自分にとって、それぞれのカメラやフィルムはどういうものなんだろう?と、テストのようにして使っています。
全部六ツ切にプリントして。

デジイチE-30は、平板なプリントですね。JPEGですが。
でも「平板」というのは「良く写ってる」ってことですね。ツマンナイけど。
それと較べると、ポジのシャドーの潰れが良いかなとか思ったり。
プリントなら、やっぱりブローニーのネガが良い感じです。

結局、安心して見ていられる、よく写っているのはデジイチ、ってことでしょうか?
でもデジタルのプリントを見てると「粒子」がいいな!とか思ったり。
色々です。

過渡期の楽しみ、でしょうかね。
三日ボーズ
2009/01/30 00:37

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