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zoom RSS ネガ・プリントはいよいよ終わりかも知れない

<<   作成日時 : 2009/04/23 08:35   >>

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行きつけの写真屋さんに行った。
中学2年の時から行ってるお店で、お店にすれば、開店間もなくからの「お客」だったそうな。
ご主人が「アレもそろそろダメだわ」と仰る。

「アレ」とは、自動現像機とプリンターである。
フジカラー製だが、フジカラーは近年、機械のメンテを止め、委託にしたらしく、故障すると、主張費だの何だので2〜3万くらいかかるんだそうな。

それに見合うだけ稼働していないのは、その側に下がってる、プリントを待つネガ・フィルムの量を見ればわかる。
大口のお客だった近くの保育園もデジタルになったし、私も、仏教会の写真を撮ることができなくなり、大量にお願いすることが無くなってしまった。
子供の写真を撮ることも少なくなってしまったし、これまで35mm一眼レフで撮っていたものはデジタルに移行しようとしているところだ。

見ると、その機械、見た目も古くなっているようだ。
こうなると、私が使い続けても逆に申し訳ない感じになる。
少量のために機械を動かすのは、お店の負担になろう。

思えば、昔、写真の現像は「DPE」と言っていた。
D…Development……現像
P…Printing……焼き付け
E…Enlargement……引き伸ばし

これも古い言葉で、この内「焼き付け」は私が子供の頃には死語に近かった。
セミ判(6cm×4.5cm・645判)の写真より大きなネガで撮った(というか昔はそれが主流で35mmは少なかった時代)写真は、印画紙に直接乗せて密着焼きというのをやっていた。
「プリント」とはその意味だった。

これは白黒が前提。カラーはラボに送っていた。
カラーの方が時間がかかったのだ。

今は逆。
私の行きつけのお店では、地元の量販店から、モノクロの現像・プリントを請け負っている。

カラーネガは、どこかに専門のお店が残り、そこで一手に引き受け、写真店は外注で出す、という昔の形に戻るのか?と思う。
少数だが、その店がやって行ける位の量が出れば、ネガ・プリントは存続できる。

できれば、それを「フジカラー」にやってもらいたいものだ。
今でも8ミリ・フィルムのデジタル化をやっているように。
「最後の砦」で頑張ってもらいたい。

でも、35mmネガは、そうまでして残す意味が無いかも知れない。とも思う。
私が、35mm一眼レフで撮っていたものをデジタルに移行すると決める決断をする理由も、そこにある。
今までの写真の主流がネガ・プリントだったのだ。35mmネガからのサービスサイズへのプリントが大部分だったろう。
それはコンパクト・デジカメにそのまま移行するのは当然とも言えるかも知れない。

その需要が一気に無くなるということが、どういうことか?

写真の商業的在り方が変わってしまうということだ。

つまり「商売にならない」ということ。
・・・・これは困る。

デジタルになって、着実に写真人口は増えている。
しかし、その人たちが商業的に潤す対象が、これまでと違ってしまった。

「写真屋さん45」というチェーン店があった。
現像を一本お願いするとフィルムを一本くれる。
プリントは無料、だが現像代だけ取る。
その現像代だけで賄っていたわけだ。薄利多売。45分仕上げがお店の名の由来。
格安だったが、仕上げは確実に悪かった。ただプリントしてるだけという感じだった。

瞬く間に店舗を増やしたが、瞬く間に減っていって、残ったお店は、デジタルプリントと、名刺やハンコを作ってる。
宇都宮市に一店舗「写真屋さん45」でリバーサル現像機を持っているお店があって、一応プロ的仕事をしていたときに、時間が無いときには「リバーサル1時間現像」が重宝した。
いつの間にかリバーサル現像が無くなり、やがてお店も無くなってしまった。

・・・なんだか、ネガの話しだけに・・・だんだんネガティブな気持ちになってゆく感じ・・・。

そうではない!
気持ちは「フィルムがいい!!」に決まってる。
「フィルムも良いが、デジタルも使う」このスタンスだ。

が・・肝心の、ブローニーのカラーネガ、ポジの需要はどれほどあるのか?
私は、それ中心でフィルムをやるつもりなのだが・・・ちょっと心配。
ペンタックスも中判を止めちゃうし・・・

中古カメラの市場を見ると「まだまだフィルム健在!」と思うのだけれど。

これからは、コレまで撮った写真のプリントをしようと思っている。
子供たちの写真は、選んで2Lにしたいし、作品的なものは六切にしたい。
コレまでのネガを見て、記録として大切なものをプリントすることをしようと思う。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
そうですか!、時間の問題ですかね、。

わたしも、危機感を持ってまして、中判と云えども、危ないかも?、との想いがあります。

富士もラボの面倒はやらない方針みたいで、そのくせクラッセ、レインジの中判を出してますが、おかしなもんですね。

わたしの命ある限りは、フイルムが残る事を祈る、しかないですね、
大神謙一
2009/04/23 19:43
今日、天気が良かったので、久々にマミヤ7を持ち出して、田んぼの風景を撮りました。ベルビア入れて、1本でしたが。
木の芽が出て、淡い緑がキレイな季節になりました。
これは、一瞬ですから、フィルム用意して晴れを待ちます。
我が家の側に道路が造られる前に、身近な風景を残しておきたいので。
三日ボーズ
2009/04/23 22:56

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