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zoom RSS 「フォクトレンダー・ベッサ・L 」というカメラ

<<   作成日時 : 2009/05/13 00:36   >>

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まさか、このカメラを買うとは思わなかった。
「フォクトレンダー・ベッサ・L 」
ヤフー・オークションに 13,000円で出ていて、落札。
1万位なら、と思って探していて、まあ程度は良さそうだったので「ポチッ」。

以前買った「スーパーワイド・ヘリヤー15mm F4.5 アスフェリカル」というレンズ専用に使おうと思っての購入である。
これまでライカに付けて使っていたが、外部ファインダーの付け替えも面倒だし、これ専用のカメラがあった方が良いかな?と考えた。
ならば、当初の専用カメラ「 BESSA-L 」にしよう。元々この組み合わせで作られたレンズとカメラなのだから。
付けて見ると、やはり収まりがいい。シルバーボディ同士だし。

このカメラが現れた当時、私はコレに全く興味が無かった。

1999年2月・・・
突如現れたこのカメラは、何と!ファインダーが無く、レンズに合わせて外部ファインダーを付け替える。
距離計も無く目測で合わせる。広角レンズ(それも超が付く)が前提なのでこれでも良いのだ。

露出計はある。TTLではあるが、ボディの外にある3点のLEDで合わせる。大雑把に被写体の方に向けて合わせるだけ。
何と潔いカメラだろう。

これは「驚くべきスペック」だった。
当時・・というか今も、やれ○点式AFだの、マルチ測光だの、動体予測AFだのと、コンピューターを駆使した自動化を追求している時に、何と何と!このスペックのカメラを出すとは!
露出計が無ければ、ライカが作った一番最初の35mmカメラと同じである。

そう、コシナは、何と初期のバルナック・ライカまで遡った。
35mmカメラの原点まで立ち返って見せたのだ。

これは正に、カメラ界へのアンチテーゼ!
自動化でない、写真を撮るという行為の趣味性を追求した。
このようなカメラでバッチリ撮っていた時代もあったのだということを思い起こさせる。
私自身、中学の時には、父の Canon W-sbというLマウントの距離計カメラを使って、モノクロ・フィルムを入れ、露出は「勘ピューター」で撮っていた。

当時から、古いライカや国産の古いカメラを使って、楽しんでいる人も結構いた。
そういう人へ向けて現代のメーカーから提示された応援メッセージでもあった。

これを作った「コシナ」というメーカーは、当時一眼レフも作っていたが、多くはOEMで各メーカーのカメラを作っていた。
明らかに毛色の違うニコンの廉価版カメラもコシナ製だという。
リコーも確かそうだったと思う。

このBESSA-Lも、ボディは、OEMカメラのベースになっている一眼レフのボディの金型を流用している。
コシナとしても、まだ手探りだったのだ。
そのせいもあって、シャッター音は、ちょっと安っぽく、二重遮光式に改造されたためか、音も大きい。
しかし、メカニカル制御で、タイムラグも殆ど無く、キレはいい。

ニッチな商品である。完全なる隙間商品。しかし、確固たるニーズはあった。

これによってコシナ独自の道ができたのだった。
その後、次々に出てくる商品は、コシナの社長の気持ちが込められ、主張が感じられるラインナップが、今も続いている。

初めに出したこのカメラが「Lマウント」という古典的ネジ式だったり、この後、ライカのMマウントにしたり、アクセサリーも、かつてあった物をリバイバルしたり、とにかく的を射た、マニアの琴線に触れる商品が次から次へと出てきて、アクセサリーだけでもかなり楽しめる。

そして、遂にコシナは、あのカール・ツァイスと共同でカメラとレンズを作るに至った。
カール・ツァイスのレンズを作る技術を身につけたのだ。

特に、BESSA-Lに始まる距離計カメラ用であるが故にできる高性能なレンズも、沢山作られている。
欲しいのがいっぱいある。

泥沼に踏み入れた・・・かな?

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
かって小生も盛んに、BESSA−Lを薦められました、。
当時は理解出来ず現在に至る次第でして、、、。
その後、マミヤRB67PSDを借りて試用したところ、はまりました。
そのままの乗りでマミヤ645AFDを購入しました。

15mmのレンズは、シグマのフィシュアイしか手持ちはありませんが、
超広角レンズの使いこなしは面白いですね、。
使いたいレンズの為にボディーを買う、、、正解です。
大神謙一
2009/05/13 04:19
BESSA-L。ちょっとチープな感じが良いです。
SWH15mmを付けたら、ホントに良く合いました。
この15mm、なかなかドラマチックな感じになると思います。
これを上手く使った撮り方ができたらよいかな、と思ってます。
広角の周囲への引っ張られ感とでも言えば良いでしょうか?、超広角特有の強いパースと、周辺光量の落ち方が良いです。
レンズが勝手に演出してくれる感じですね。
三日ボーズ
2009/05/13 21:16

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