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zoom RSS ローライの二眼レフ

<<   作成日時 : 2009/05/11 20:14   >>

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ローライの二眼レフ。今、正規モノで50万くらいするだろうか?
贅沢な趣味のカメラである。
こんなカメラは、遙か昔の骨董品?と思っている人も多いかと思う。
が、どっこい、現行品である。

戦前から殆どスタイルを変えずに今に至っているのが凄い。
昔はこれが主流の時代があり、国産にも沢山あった。
今や完全なる趣味の品。で、高いのか・・・
ローライの製品は、これに限らず全体的にかなり高めである。

このカメラは、父が何かの弾みで買ってしまったのだった。
父がなぜこのカメラを買おうと思ったのかは分からない。
20年くらい前に、何かの記念に作られたものと思う。
並行モノで、当時30万弱だったように記憶している。

もうだいぶ前、地元のとある雑誌の編集を任された時に、インタビュー記事の写真を、マミヤ6で撮って、殆どおまけのつもりでローライで撮った。
室内だったがストロボは使わず、外光だけで撮った。

・・・!!!が、これがビックリだった。
フィルムはイルフォードの、カラーネガのプロセスで現像できる色素組成のモノクロネガ。
それを自分で引き伸ばして、ビックリした。
一発でもの凄くトーンが出ているのだ。
現像液の中で、どんどんトーンが出てくる。驚いた。

窓からの光が、直接でなく、明かりとして斜めから人物に差している。
その光が絶妙な陰影を作り、かつ、とても良いトーンを出している。

ついでにと、いい加減に撮って、いい加減にプリントしたものが、一発で驚くトーンで仕上がった。
カメラの、その写りに驚いたのは、これが初めて。

まあ、お仕事の写真としては、ストロボを使って撮ったマミヤ6の方が良いわけだけれど・・・

ローライの凄さはモノクロだけではない。
ある時、父が撮ったポジにも驚いた。
「ヌケがいい」というのはこういうのをいうのか!と初めて分かった。
目から鱗、というのも恐らくこういうのを言うんだよな、とも思った。
全然違うのだ。

ハッセルと同じツァイスの「プラナー」というレンズだけれど、ミラーボックスがある一眼レフとは違うレンズと言えるだろう。
ハッセルの線が細い「カリッ」とした写りとも違うように思う。

光が回っている状況よりも、斜めからの光線というような、陰影がある被写体の方が、立体感と、影のトーンが出て、ローライ・プラナーの本領が発揮されるようだ。

カラーで撮っても、モノクロで撮っても、驚きの描写をするカメラ。

これは、申し訳ないが、使ってみないと分からない。
そのために・・・50万は高いと思うが・・・趣味の写真の悦楽はここにあり、である。

これを使え、この味を知ることができるのは幸せだと思う。
何の弾みか知らないが、このカメラを買った、写真機趣味の親父殿に感謝!である。




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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
懐かしい型のカメラです。
昔親父がヤシカの二眼レフを持っていました。
その時点で小生、全然写真に興味無く、「何か変なカメラ!」と云う想い、
も、今となると「贅沢なカメラ」と思います。

以前息子が幼稚園の時、昼寝姿を、自然光のみで撮影した絵は我ながら良い味出て、さすがRB(C50mm使用)と感心しました。
大きなレンズ口径故に光を充分取り入れ可能なブローニーの豊かな階調は素晴らしく、ストロボは無用。

ならば、デジタルでも、35mmはフルサイズがその面では有利なわけで、
超高価なブローニーサイズタイプなら尚更、と云う事でしょう。

色々なタイプ(フォーマット)のカメラを扱える環境は、写真家にとって幸福な事ですね。
大神謙一
2009/05/12 06:19
「レンズの味」なんてものはドーデモイイと思ってましたが、このローライ・プラナーは別でした。
父が撮ったポジは・・・その時写真店の主催によるマミヤのメンテサービス中で、マミヤのスタッフが見せにいたので、そのスタッフにローライで撮ったポジを見せたら・・・「これはウチのレンズじゃないですね」と言ったそうです。
ま、6×6なのでマミヤの可能性は極めて低い訳ですが「マミヤのレンズではこうは撮れない」という意味もあったかと思います。
このローライフレックス「それ自体クラシックなんだから、デザインもわざわざクラシック風にになくていいよ」という感じで、デザインは嫌いなんですが、時々持ち出して使ってます。ほとんど私のモノ!状態。アリガタイ。
三日ボーズ
2009/05/12 09:27
訂正。
「見せにいたので」→「店にいたので」
三日ボーズ
2009/05/16 23:05

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