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zoom RSS 写真集「極楽園」は、スゴイ!

<<   作成日時 : 2009/09/16 21:35   >>

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画像
「日経おとなのOFF」に出ていた写真家・三好和義氏の写真集「極楽園」を注文したら、今日到着。速かった。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/off/mook/goku/

三好和義氏といえば「楽園シリーズ」で、四国遍路を撮った写真展「巡る楽園」を見に行って、感動して、写真集を買ってまた感動していた。

今度は「極楽」と「楽園」・・・「楽園シリーズ」はここへ至る道筋だったか?という感じを受ける。
http://www011.upp.so-net.ne.jp/rakuen/book.html

15,000円というお値段だったが、来た本はB4判のガッシリした装丁。
2,000部限定だよ〜〜ん。

「日経おとなのOFF」の特集記事で、三好氏がデジタルで仏像を撮影したものは見ていたが、やっぱりこういう形でまとまったか、ということである。

全体に「土門拳」の写真に似ている感じもある。同じような撮り方をしたものもある。
以前、雑誌の写真を見たときに、土門拳氏がもし今のデジタル一眼レフを手にしたら・・・と思った。

土門拳は、仏像や寺の細密な写真を撮るために「4×5」という蛇腹式のビューカメラを使って、時間と手間をかけて撮っていたのだ。
執念とも言える気持を込めた作業で。

本のプロフィールのところで、氏はソニーのα-900を構えているが、この35mmサイズのデジタル一眼で撮ったとしたら、土門拳氏が撮れなかったアングルを、バリエーション豊かな交換レンズをもって撮ることができる。

おそらく、三好氏は、土門拳氏の写真を意識しながら撮っていたのではないだろうか?
土門氏に尊敬の念を抱きつつ、土門拳氏が、今の機材を手に入れたら、きっとこんな構図で撮りたかったんじゃないだろうか?ということを少し考えたんじゃなかろうか?と思う。
・・こんな言い方をするのは失礼かも知れないが・・・この写真集には、土門拳氏がチラチラ見える感じがするのだ。

デジタルは、実に細密に、重厚に、しかも柔らかく仏像を表現している。
仏像の美しさと、仏様の有り難さが見えるように思う。

暗いところにある仏像を、なるべくその見た目に近い印象で、かつ、見ることのできないアングル、接近の仕方で、我々に見せてくれる。
時に全体を、時に部分を。

これは氏の技術と、許可を得て撮れる立場になければ撮れない写真だから、我々は素直に買うしかないでしょ。

いやもう、ホント、素晴らしい。それ以外に言葉が見つからない。
それぞれの仏様を見た方なら、その最高のアングルに「ナットク」するに違いない。

こういう写真を見せられちゃうと、デジタル一眼レフが、欲しくなっちゃいますなぁ・・


タイトル・・・『極楽園』 三好和義仏像写真集
著 者・・・・三好和義
判 型・・・・B4 上製 ケース入 256ページ
価 格・・・・15,000円(税込み)
ISBN・・・978-4-8222-6011-8
発行元・・・・日経BP社 発売:日経BP出版センター

・・・是非!

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
2000部で15,000円ですか。
比して100部で2,500円の小生の本。

20倍の部数に6倍の価格、、、内容よりまず価格に気が行ってしまいます。

三好Cマンの・楽園・は嫌いです。
女性に人気です、が小生はだめ、やらせで小船を黄色のペンキで塗るなんて、、、。
そのままで絵にすれば、出来ないの?、と思います。
それ以来、印象は悪いです、。

写真は絵画では無い!と思います、売れれば良い、は、商業カメラマンの考え、、、当然かな?、、、芸術カメラマンの要素不足では?、。

どーも、プロは上手い、アマチュアは下手的解釈が日本で定着していて、新聞記者に、「私の紹介は・写真家 大神・にして欲しい」、と「余計な言葉は付けないで」とお願いし、納得してもらいました。

先入観は駄目ですから、、
本屋でいちど見てみます、ビニール包みなら無理ですが。
大神謙一
2009/09/17 06:16
この写真集は、三好和義というより、入江泰吉・土門拳が現代に来て撮っているかのような印象です。今なら4×5や大きな照明など使わずに柔らかく細密に撮れるの・・・。土門拳さんほどの労力も、入江泰吉さんのような時間をかけずともこのような写真が撮れる・・時代です。
プロには嫉妬します。
見ることさえままならぬ物を、いとも簡単に撮ってしまう・・。
我々が踏み込めぬ物を、我々が撮れないような撮り方で撮って作品にできるという特権、そういうことが許されるということも含めて、プロな訳ですが・・
私が同様に許可を求めても許されるものではありません。アマチュアとプロに対する差別は厳然としてあり、悲しいことです。
でも、一線を画して商売になる物を作れると言うことが、トータルでやっぱり「プロ」なんですね。だから私のもシャッポを脱いで本を買います。見たいから、欲しいから。
研究者にもアマチュアとプロの差別があって、やはり「肩書き」がないと資料を見ることもできません。
ほんとにこの国は「肩書き」なんだな、と思います。
三日ボーズ
2009/09/17 08:01
御意。
大神謙一
2009/09/17 08:30

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