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zoom RSS フィルムはお金がかかるけれど・・・

<<   作成日時 : 2009/09/29 20:44   >>

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現在「ブロニー・120」のネガフィルムを現像すると、フジカラーで500円。
同プリすると、一枚BLサイズ(これはブロニーのLサイズの意味?)一枚80円で、×10枚、800円かかる。
フィルム一本撮って、同プリすると1,300円になってしまう。

今回はマミヤ7だったので6×7で10枚。
6×6だと12枚撮れるので、もちょっと高くなる。

ポジは現像代の820円のみ。

一本の仕上がり値段は、ポジが安い。
テーマを決めて撮ろうとした場合、ポジが良いのか?、と思う。

一応、ポジはブロニーならそのままでも、ルーペで鑑賞できる。
これが快感なわけだけれど、展示などを考えた場合、ポジプリントは結構高い上に、仕上がりが硬調だし、発色も明らかに濁る。
印刷用途であるとか、写真集などを印刷する目的があるなら、絶体ポジではある。
デジタルも含めて、これは、まだまだポジが優位に立っていると言える。

ブロニーの場合、ポジはそのままで抜群の発色と描写、でも、ポジプリントはイマイチ。
大伸ばしならネガだ。
ネガは、大伸ばしで威力を発揮し、これも素晴らしい。

ケチケチするなら、ネガで撮って、ネガ現像だけして、必要なものだけ選んで後でプリントする、というのが一番効率が良いのかも知れない。

今まで、カラーはポジばかり使ってきたけれど、これからは、積極的にネガも使ってゆこうと考えてはいる。

これで、例えば一ヶ月に1万円前後使ったら・・・一年で12万。
実際、それでは済んでいないだろう。
カメラが一台買えるくらいはフィルムと現像代に使ってるわけだ。

それでも、フィルムはやめられない。

ところで・・・
デジタルカメラのよろしくない部分をひとつ見つけた。

モニターだ。
これがあってこそのデジタルな訳だけれど、この「モニターで確認できる」ことが、ひとつ大きな問題を抱えていた、ということに気がついた。

撮って、モニターで確認して「よし、撮れてる」で終わってしまったりする。
より良いアングル、より良いシャッターチャンスが「その後」にあるかも知れないのに「良し、写ってる」でやめてしまったりする。

写りを確認したことで、それ以上、追求することをやめてしまうことがある。
そういう落とし穴があるように思える。

今は、デジタルとフィルムを使い分けて、これはフィルムで撮ろう、これはデジタルでいいや、という感じで撮っているが、これが、デジタルだけだったら、安易な撮り方になっているだろう。
そして、被写体を見つめる目も安易になってしまうのだろう。

フィルムを経験していれば、その撮り方が簡単には変わらなくても、始めからデジタルという人は、明らかに感覚が違うものになっているだろう。
「撮ること」にお金がかからない撮り方、というものになるのだろう。

また「失敗をモーレツに悔いる」という経験もない撮り方、というものだ。

単純なミスで、大事な撮影を失敗したり、フィルム一本ダメにしたり。
フィルム代と、現像代で、かなりの損失になる。
それを「勉強代」として胸に留める。
それが経験であり、次のステップアップになる。

それを経験しないで済むのは良いことかも知れないが「作品」という精神性の高い物を求めるとき、撮影の安易さは作品に響くだろう。
勿論、その安易さを利用する撮り方もあろう。
便利で良くできたものゆえに、デジタルならではの撮り方もあろう。

それをモノにできるのも、才能だ。
デジタル写真を使ってこその才能というものも、確かに生まれるはずだ。

森山大道はデジタルを使っても森山大道だった。
森山大道という強烈な才能は、デジタルだろうが何だろうが関係なかった。
さりげなくデジタルを使いこなし、デジタルによる森山大道を撮っている、と思える。
今までとは違っているが、それを感じさせない。
違うけれど同じ森山大道であった。

そういう面もある。
才能が使いこなしてしまうのだ。才能の方が勝っていた、ということだろうか?
森山氏はおそらくフィルムとデジタルの両方を使ってゆくものと思える。
それとも、デジタルでも自分の作品が作れるとなれば、あっさり替えてしまうのだろうか?

ひとつ気になるのは、森山大道氏は、モニターチェックをしているのだろうか?・・ということである。


私は、今のところ、はっきりした使い分けをしている。
カメラとフォーマットで、撮るもの、撮り方が決まってくるというようなやり方をずっとしているから、そのひとつにデジタルが加わったという考えでいる。

35mmでの撮り方と、6×6、6×7での撮り方は違ってくる。
これは、デジタルで同じ縦横比にしてもそれとは違う。
縦横比とは関係ない。
カメラと、レンズの組み合わせである。

35mmと、6×7と、4×5では、同じ画角にしても、何故か撮れる写真は違うのだ。

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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
ポジ現像120サイズ(+1増感)で税込み¥810円、昨年比30%アップです。
プリント2Lは¥385円、昨年比35%アップです。
プリントは、スキャナー購入して対応しようか?、と考えています。


各フォーマットでの撮り方、撮れ方は仰る通り違ってきます。
が、先日、個展を診て、・はあ?・、と思いました。
中判使用も35mmサイズ的表現、、、広く撮り過ぎで迫力無し、何が言いたいのか不明な絵ばかりで退屈で、二目と観る事は出来ない状況。

個展は自己表現、プロ・アマ無関係で芸術表現をして欲しい、
商業品とは区別し、デジタルの如く頭を切り替えて一般公開すべきですが。
この辺が良く分からない方が多いですね、当地は、。
大神謙一
2009/10/02 08:10
当地は45サイズの現像は出来なくなった、と聞いてます。
以前は名古屋対応でしたが、今は東京まで送るそうです。

小生は67中判で止めておきます。
それにしても、マミヤ6に興味出てきました。
中古オンリーで安く体験できる環境にはありますね。
大神謙一
2009/10/02 08:16
そうですか・・4×5はどこでもキビシイでしょうね。
私は、これから始めようなんて思ってますが、できなくなりますかね?
どこかの現像所に集約して、宅配で直接送るようにしても良いんじゃないかと思います。大昔はそんな風に郵送してたとか?

マミヤ6は、昔「街の断片」を連載するときに「これは6×6で撮りたい」と思って買いましたが、これは、昔みたカメラ雑誌で、ハッセルやローライでノートリミングで撮っていたカメラマンへの憧れでもありました。
ちょっと撮り方に特徴があるというか、正方形故の撮り方があるように思います。
「見つめる」ような視線になるようです。
電車がある風景、のようなものには合わないかも知れませんが、面白いカメラです。
中古を買うなら今のうちかも・・と煽ったりして。

露出計にクセがあって、空の明るさに影響されてよく露出アンダーになるので、下向けて計ってAEロックしたりして撮ります。
あてにならない露出計ですが、マミヤ7では改良されたようです。
三日ボーズ
2009/10/02 08:46
相変わらず、長良川鉄道取材にて、秋撮影、なかなかの絵が撮れ、2Lプリント依頼すると、、、10日待ち、、、長いな!、と思う。

エプソンから新型スキャナーGT−820が出て、良いなと思い価格COMを見ると、評価はゼロ件、まだ購入者が集まらない状況。

どうしてもフイルムがメインで、デジタルは記録用のため投稿に全てが使える訳ではないので、不便故に買うか?、、、と。
でもこれは、ますますフイルムの生存環境に悪い影響を与えることになりますね。

キャノンのアーカイブスを見ると、面白い、宣伝用とはいえなかなかです。
写真家の愛機の手馴れた操作や、被写体と対峙するところなど感心します、、、が、一つ気になる、、、レリーズ後にモニターを必ず見てる。

デジゆえ当たり前の行為なれど、なぜか・ガクリ・ときます。
小生もデジ撮影で同じ事をしているわけで、、、でも傍から見るとNG。

今、怖くてフイルムカメラは買えない(金銭的にもだが)、フイルムには頑張って欲しい!。
大神謙一
2009/10/09 10:45
実は、プロほど「ちゃんと撮れているか」ということに不安を感じているでしょう。
プロであるが故に「撮れてるか」しかも「正確に」ということに安心感を欲しているのだと思います。
モデルを撮っても、ブツ撮りでも「ポラを切って確認」。
どんなに経験があっても、技術があって、慣れていてもポラ。

場合によっては、モデルにも、クライアントにも、デザイナーにも、ディレクターにもポラを見せなければならないという場合もあったりて・・・。

絶体大丈夫と思っても「もしも」への不安は付きまとうものです。
だから、プロこそ「確認」をしたがるもの、ということかも知れません。
ポラを見る作業と同じ、ということでしょう。

ポジーポジープリントの仕上がりを見ると、スキャンして調整してプリント、の方が良いかも、と思います。
三日ボーズ
2009/10/09 12:39

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