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zoom RSS ニコンとペンタックスの立場

<<   作成日時 : 2010/06/24 12:56   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 11

「価格.com」で変な持論を展開するコマッタちゃんがいる。
大いなる勘違いをして、反論する者は「荒らし」と決めつけ、自分がスレをメチャクチャにしている「荒らし」であることに気づかない憐れなヤツなのである。

http://blog.goo.ne.jp/digitalphoto-lj?fm=rss

こんなことをイチイチ取り上げるのは馬鹿な話しだけれど、コメントを書き込んでも、自分の意見に反するものはみんな「荒らし」なので、公開しない。
ま、一応トラックバックを貼ってみようと思う。認めないと思うけれど・・・・

コマッタちゃんのお陰で「価格.com」のペンタックス645Dのスレが荒れまくっている。
何せ高いカメラなので、買った人に対するヤッカミのようなモノがあるのが寂しい。

でその、コマッタちゃんは、ペンタックスの645Dは、とにかく画質が良いという。

そりゃ、そうである。言われるまでもないことである。
そんなことはアンタに言われなくても分かっていることだと「価格.com」のコメントさんたちは、みんながそう思っている。


では、本題。

ニコンは、おそらくそんなには高画質を求めていない・・・のではないか?
・・・多分、そう思う。
大判や中判に追いつくような高画質を求めていないのではないか、ということである。

実はニコンにもMXフォーマットという35mmフルサイズのよりもちょっと大きなセンサーを使った規格が検討されていた、という噂がある。

最近出たライカの「S2」というカメラは、45×30mmという3:2のセンサーを用いている。

ペンタックス645Dは 44×33mm。殆ど同じである。

ニコンのMXフォーマットは、48mmx48mm、あるいは54x54mmと言われていた。

これがネット上の単なる噂だったのか、ニコンが「やっぱりやめる」と決意し、立ち消えになったのか?

ライカは、フィルムカメラをやめて、デジタルに注力の様子。
レンジファインダーカメラ用デジタル対応のレンズと、新フォーマットのレンズ開発を新たにしてゆくことになる。

これは大変な労力と投資である。大いなる賭け、でもある。

幸か不幸か、ライカの生産規模がそれほど(日本製のような)でもなかったから、逆に切り替えができたのだろうという見方もできる。

ニコンが新フォーマットを作ったとしたら、レンズの開発も新たにしなければならない。
これまでの35mmの規格をやめる訳にはゆかないだろうから、新規格が平行して存在することになる。

新規格というものも、長い目で見れば必要性が無いともいえない。

デジタルだと、ニコンのFマウントは、非常に厳しい。
高画質になるほどその要求に答えるには限界がある。
高画質を追求するなら、デジタルカメラの未来を考えるなら、大きなセンサーを使う新規格は、選択肢のひとつとして必要なことだったかも知れない。

しかし、ニコンは「Fマウント」を貫き通す道を選んだ。

キヤノンは、かつてAF化が進む中でマウント交換という英断を下した。
これによって、キヤノンはニコンよりフルサイズ用レンズの開発がやりやすい筈だ。

ニコンだって「Fマウント」という「形」は変わってないが、電子化などでマウントの種類は非常に複雑になってしまって、完全な互換性があるとは言えない。
ならば、キヤノンと同じ時期に変えても良かったのではないか?という選択肢があったはず。

しかし、ニコンはそれをしなかった。

マウントを守り通したのだ。それも、会社の在り方である。

ニコンとはそういうメーカーなのである。

「Fマウント」という伝統こそが、ニコンのアイデンティティ、と思っているメーカーなのだと思う。

ニコンは「35mmカメラのメーカー」なのである。

かつて、中判カメラという物が他メーカーから出ても、それに手を出すことはしなかった。

大昔、ブロニカにレンズを供給したことがあったし、レンズメーカーとして、大判用レンズを作ってもいるが、カメラは35mmのみである。

ニコンは35mm!という、35mmカメラへの拘りといえよう。

あくまで「35mmカメラ」というものを追求し続けているメーカーなのである。

だから、キヤノンのように、徒に画素数を上げるということをしていないのだと思う。
35mmカメラの延長として、バランスが良いのが現時点では1200万画素なのだ、ということだろう。

これまでの35mmの画質は、D700のフルサイズセンサーで既に超え、高感度という未知の世界に踏み入れた。これは35mmカメラではできない画期的なことだった。
高画素のメリットより、35mmカメラの延長としてのカメラの発展を志したものと思えるのだ。


かたやペンタックスは、アマチュアにとって使いやすい、より小型の35mmカメラを作るメーカーであったと同時に、それ以上に、中判に力を入れていたメーカーなのだ。

中判のカメラとレンズの販売と、その普及はかなりのものだった。

スタジオはマミヤ。フィールドはペンタックス・・・という感じで、風景を撮るアマチュアにとってペンタックス中判の存在価値は高かった。

当然、ボディもレンズも売れている。
風景を撮る人は、やっぱりペンタックスの645を使ってフィルムで撮るのが良い!という人は今以て多いと思う。

しかし、時代の趨勢で、ペンタックスとしては、中判フィルムカメラをやめざるを得なくなってしまった。
もちろん、それは「645デジタル」の開発というバックボーンがあってこその決断だったのだろうと思う。

ペンタックスの「645デジタル」という選択・決断は、ニコンがFマウントフルサイズに拘るのと何ら変わらない。
ユーザーの資産を思ってのことだ。メーカーとしての責任故の選択という面が強いと思う。
画質云々よりもまず、企業として645Dの選択は「当然」であり「必然」なことだったのだと思う。

ペンタックスが高画質を求めて、今のAPS-Cを35mmフルサイズのカメラに換える、あるいは追加する、という選択は、一度やめてしまったレンズを、また作り直すということになる。

無理があるフルサイズというものを考えるより、画質を求めるならペンタックスには中判がある。
これはニコン・キヤノンにはない! ペンタックスのアイデンティティである。

APS-Cは、昔の小型の35mmカメラの位置として、そのまま続け、
中判のレンズを持っている人にも使って貰える「645用レンズ対応の」デジタルカメラを作ることはとても自然で賢明な判断だったと言えるだろう。

そういう意味では、それは、ニコンやキヤノンとなんら変わらない選択だった、という訳だ。

キヤノンは、35mmサイズのまま、高画素を追求している。
カメラメーカーでもあるが、電気屋さんでもあるキヤノンなら、そういう追求もやってみる、というのは、また、キヤノンらしい選択であると思う。

ニコンは「35mmカメラ」の存在・立ち位置・それに求められるものをよく判っているメーカーなのだ、ということだ。

・・・・と思っている。

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コメント(11件)

内 容 ニックネーム/日時
 ちょっと覘いて来ました、、、
645vs35,、という事ですね、
まあ、フイルムカメラの場合は既に結論出てますが、、、
使い分けでいいのではないでしょうか?、。
studio-ken
2010/06/24 16:54
そうですよね、使い分けですよね。
個人的には、あちこちにアップされるペンタックス645Dの作例を見ていたら「やっぱりフィルムだわ」と思いました。
三日ボーズ
2010/06/24 17:00
タングステンフィルム製造中止だそうです、、、
店頭からいつの間にか消えています、
小生は雨表現や雪表現に使いました、、、

作例は、樽見鉄道STORY・EpisodeU・のP17,21,35,45の四作、
・長良川鉄道STORY・ではP27の一作に掲載です、、、
少しずつ、少しずつデジタル対応可能分野でフィルムのリストラ置き換え進行です。

それでもまだまだ魅力一杯のフィルムで撮り続けます、続けましょう!!!
studio-ken
2010/06/24 18:08
え!
なんてことでしょう。
富士フイルムの整理リストでは、ソコまで見てませんでした。
う〜〜ん、写真電球なんてのも無くなるでしょうし・・・
デジタルのホワイトバランスじゃあ、必要ないですね。
桜のライトアップとか、雷とか、タングステンの使い道は多かったのですが・・・・
ため息しかでませんね!
三日ボーズ
2010/06/24 18:22
カメラではなく荒らしに食いつきますが、
ウチにも来てるんですよね〜
居座っちゃって困ったもんです(溜息
内容からして中坊主、偏差値40ってところかな。
これが大人だったら笑えるけど。
つる
2010/06/24 20:08
ここに来たスパム野郎は、公開しなくなったら全然こなくなってしまいました。
これはまだよいのでしょうね。あっさりしたもので。
非公開にしても、チェックするために見なければならないことにつけ込んで、非公開を分かっていて、管理人に「メッセージ」を送るのは、陰湿で、犯罪予備軍、精神的に病んでいる感じがしていやですね。
そちらのブログには完全にスパムとして排除する方法はないですか?
警察がちょっと動いてくれるといいんですがね。
立派な犯罪行為だと思うんですよね。
三日ボーズ
2010/06/24 20:42
お題に釣られて、お邪魔しました。多少不安を抱えたα900ユ―ザ−です。
価格com.何ともしがたいですね。今はまだROMしてますが、だんだん足が(マウスが)遠のいてきてます。
面白そうなお題で、一気読みしました、うなずけるご意見ばかりで敬服します。
様子が分かるまで、拝見するだけにしてます、でも時にはお仲間にちょこっとだけ、皆さんよろしく
古いPAPA
2010/06/28 22:33
「古いPAPA」さん、よろしくお願いいたします。

ブログをやっていると、時に「コマッタちゃん」のように「オレ様」的になってしまいそうな時があります。(・・なってる?)
そんな時は、ご注意くださいませ。

ところで「α900」の「これから」も気になりますよね。
ソニーは、フラッグシップをどう考えているのか・・・?
「α900」には何だか「ミノルタっぽさ」が感じられるんですが、だんだん「ソニー」っぽくなってしまうようが感じがしてます。
三日ボーズ
2010/06/29 00:08
>ソニーは、フラッグシップをどう考えているのか・・・?
α900のようなボディを2年3年のサイクルで考える事が、欲が深いのか、
所詮家電メ−カ−という人も居るので後継機の心配は常にあるのですが、そこにEマウントですからね。
ところで、ここを覗いてから、シグマ14mm3.5をヤフオクで落としてしまいました、今日夜便で届きます、楽しみです。
古いPAPA
2010/06/29 06:43
シグマ14mm 3.5ですか・・・変な影響与えちゃいました?

これh当時、シグマが大冒険をしたレンズだと思います。
周辺の光量落ちがハンパでなく、もし、α900に使われるとしたら、どんな感じになるのでしょうか?
フィルムでも、ポジで使うと大変なことになるレンズですから。
三日ボーズ
2010/06/29 09:22
周辺光量は現像段階で何とかなるとは思いますが、逆に旨く使って撮影するのも面白いかと考えます。未体験の画角なので、暫くは楽しめそうです。

645Dについては、α900との比較スレが900の方に出てます、私は6x7を使ってましたので、大判の素晴らしさは理解してるつもりですが、654Dのセンサ−サイズは、中途半端な気がします、システム全体の値段から言えば、もう一サイズ上を期待したいですね、何故6x45にしなかったのか分かりません。
ピクセルの密度を下げてもその方がノイズも少なく高感度化も可能ですし。
古いPAPA
2010/06/29 16:54

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