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zoom RSS デジタル環境のタイムスリップ

<<   作成日時 : 2011/04/27 23:59   >>

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いろいろなものをデジタル化することによって省スペースとアクセス性を向上させることができる。
いくら沢山の物・データがあっても、すぐに取り出せなければ意味がない。

私は、気が付けば、捜し物ばかりしている。
これは人生の無駄遣い。
これを何とかしたい。
で、そのために「デジタル化」ということを考える。

で、昔の『デジタル情報の仕事術』(山根一眞・著)という本を読み返してみる。
温故知新。昔の事実になにかヒントがあるやも知れず・・・と。
また、山根一眞氏の「袋ファイル」のお温習いと「デジタル袋ファイル」の確認のため読み返して驚いた。

『デジタル情報の仕事術』の「あとがき」の日付が1996年3月3日となっている。
15年前のものだ。
ウィンドウズ95が出て間もなくのことである。

この内容を見るとこの15年という時間においてデジタル環境がいかに変わったか、ということに驚く。

「はじめに」には次のような一文がある。

「デジタル社会の到来は人間のありようを疎外する」といった論を展開する文化人もいるが(略)そういうことをいう者は、デジタル社会がどういうものかが「わかっていない」、それに対応することが「できない」のである。「わからない」「できない」者が往々にして反対論者になる。(略)否定論者は、自分の発言の趣旨が「電話は人間のありようを疎外する、よって私は電話は使わず飛脚をつかう」と言っているのと同じ。

・・・・なるほど、である。

まさに社会がデジタル化に向かっている時だった。
伸るか反るか、新しい波に乗るか、それとも乗り遅れるか、という時代だった。
当然、デジタルによって仕事の形も変わってくる。
生活が変わるかも知れない。
その波をいち早く捉え、波の先端を先んじて行くという志で書かれた本だ。

そのデジタル化の黎明からその周辺でジタバタしつつも、使い込んで仕事をこなしてきた著者の悪戦苦闘ぶりが導き出す、一筋の道筋がそこにはある。
デジタルを「わからない」者が乗り遅れないように、という気持ちを込めて書かれたデジタル潮流の解説書であった。

これを今読み返すと、そういう15年という年月でいかにデジタル環境が変わったか?ということがわかる。まさに日進月歩。

日々進化し続けた結果として現在のデジタル環境があるのだ、ということがわかる。

この一冊に込められた黎明期の苦労のあれこれが・・・・・

今は、まったく簡単に誰でも扱えるようになっているメールであったり、ネットであったり・・・。

山根氏は「メール」が、まだ「パソコン通信」だった頃、苦労して、世界各国から通信をし、文章や写真を送って原稿にする。

インフラも整備されていない時代の苦労満載。
それが、今は、何の苦労もなく、簡単にネットもメールもできて、クラウドなんて物も現れた。

山根氏が求めた「移動オフィス」は、今 iPad 等の端末や「クラウド」によって、簡単に実現することになった。
山根氏がもとめた理想的環境を我々は手軽に活用することができるようになったのだ。

山根氏が、パソコンとHDDを持ち歩いて、どこにいてもそこがオフィスにいるのと同じ情報環境を構築するという「努力」をしていた。
それが、今や iPhone 一台でできるかもしれない、という状況になったのだ。

『デジタル情報の仕事術』の中に・・・・

「ハードディスクに格納する(デジタル袋ファイル)」という項目がある。

「書類をパソコンに保存する、ということはハードディスクに保存するということだ。そこで本腰を入れて徹底的にパソコンに書類をぶち込もうと決意したら、1ギガバイトのハードディスクを買う。」

・・・・それが「4万円」と書いてある。
今は・・・1GBのHDDなんて売ってない。SDカードだって大体2GBから売られている。値段も、今、2GBのSDカード(サンディスク社製)が600円弱で売っていた。

・・・・これが15年か!と思う。

カシオのデジカメ「QV−10」が発売されたのが1995年。
「コンパクトカメラ並の大きさで96枚撮れ、小型の液晶画面つきで、その場で撮った写真が見られるという写真史上画期的な製品だ。」

・・・・と、山根氏はその評価をしている。
これは今のデジカメの元祖といえるもの。
山根氏はデジタルカメラを説明するのに「写真だけが撮れるビデオカメラである」と言っている。

文字原稿はパソコン通信で送れていたが、文字原稿と同様に、撮った写真も送れるカメラであるとして、このデジカメ元祖から山根氏は使っていた。
デジカメが、写真の在りようをも変える道具であるという高い評価を与えて、自ら最大限に取材などに活用されてきたわけだ。

これが今のデジカメの形の元祖!
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【カシオQV-10】
◆出力サイズ:320×240
◆CCD画素数:25万画素
◆撮影素子:1/4(補色)
◆記録形式:JPEG(CAM)
◆メディア:MM(2MB)
◆シャッタースピード:1/8〜1/4000
◆露出制御:A
◆感度:ISO100相当
◆焦点距離:f=5.2mm(60mm)
◆絞り値:F2.8
◆液晶モニタ:1.8TFT
◆インターフェース:デジタル、シリアル
◆電源:単3×4
◆外形(WDH):130×66×40
◆重量:190g

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
小生はニコンのクールピクス3100から始めました、、、

写友の薦めで「安いコンデジよいので、少しずつ勉強したほうが」という事でした、
それが今、非常に仕事に活きていて感謝しています、、、

最初はパソコン自体にも否定的でしたが、ウインドウズMEから始めました、
、、懐かしい感じです。
007
2011/04/28 05:00
ソニー最初の8ミリビデオカメラが25万画素、1985年でした。
1996年には初のパスポートサイズのカメラで、これは68万画素でしたが、実際は有効画素34万。余分な分はブレ防止に使ってたみたいで。
10年間でそんなに画素数は上がらなかったのは、テレビで見る動画にそれ以上の画素数は必要でなく、あまり変わらなかったのでしょう。
カシオのQV-10も、パソコンの画面で見るものなのでビデオカメラの延長だったということですね。
それが、スティルカメラになったとたん画素数が命!になって開発がセンサー中心になったということでしょう。
QV-10のISOも100。IVYデジタルも最初は、感度が低くて、室内などではどうしようもなかったものです。
三日ボーズ
2011/04/28 08:22

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