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zoom RSS 篠山紀信「写真力」

<<   作成日時 : 2014/08/24 00:00   >>

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「成田亨 美術/特撮/怪獣―ウルトラマン創造の原点」を見た後は・・・
「ミュゼふくおかカメラ館」(富山県高岡市福岡町福岡新559番地)で開催中の「篠山紀信展 写真力」を見に行ってきました。

2014年6月14日(土)〜8月31日(日)の開催です。

なぁ〜んと、ふたつ手前の「高岡」駅で降りてしまいました。
「高岡」と「福岡」と・・・間違ったですよ(>_<)

そういえば、高岡って、藤子不二雄さんたちの生まれ故郷。
こぉ〜んな電車もありますた↓

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さて、篠山紀信さんの写真ですが・・・

私としては、もう随分前になる『晴れた日』という写真集に尽きる感じがします。
今回の展示でも、何点か『晴れた日』の写真が使われていました。
(たぶん、始めて買った写真集)

水に浮かぶ山口百恵さんや、長嶋茂雄さん。

特に、長嶋茂雄引退に関して撮られた写真が、いわゆる野球をやっている写真では無く、戦いそのもので無い写真とでもいうか・・・その撮り方に感心したものです。
それは、今の『ナンバー』の写真に通じるものがあり、それを30年くらい前に撮っていたのでした。

初期の広告写真としてキッチリ演出したものから「激写」のように、35ミリカメラでボケ・ブレありの「ノリ」の写真まで、とにかく、幅広く撮り、それはまた、変貌の連続でもあった。・・・そんな感じ。

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おそらく、こういう写真は、メディアの要請があって撮ったものでしょう。
おそらく、雑誌などの要請があったか(企画先行)、篠山氏の発想で撮るにしても、それは雑誌などに発表する前提があってのものと思います。
でなければ、こう言う写真は成り立たないと思います。

氏は「写真の神様が降りる」ということを仰います。
・・・ちなみに、氏の実家は真言宗豊山派のお寺で、氏は次男 (^^)

こういう写真は、機材を含めた「撮り方」を考えることから始まって、思った以上の「良い物が撮れる」という状態を言っているのでしょう。

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こういう写真も、まさに、何かの企画で撮られたものでしょうし、また、篠山氏のネームバリューと実績があるからこそ実現する企画でもありましょう。

三島由紀夫さんの写真だって、どこかの雑誌の企画なのだと思います。
でも、篠山紀信なら「ひと味違った写真を撮ってくれるに違いない」・・・という期待を込めて依頼し、篠山紀信は見事にそれに応え、期待以上の仕事をする。
・・・そういう感じなんだと思います。

基本的に、その人の「らしさ」を、より引き出すことはやっても、マイナスイメージになるような写真はありません。
分かりやすく言えば、本音に迫るような写真は撮らない、ということです。
意外な一面、というものはあっても、それが、その人にとって悪いイメージになるようなものは出しません。

だから・・・

東日本大震災の写真が「イマイチな感じだった」・・・篠山紀信にドキュメンタリーの写真は無いと言ってもよいくらいだと思います。

タレントを撮っても、それはドキュメンタリーだ、という見方もありましょうが、違います。
殆どは、企画があっての商業写真と言えましょう。

ドキュメントを撮った物を見たことがありません。

結果的に「時代が写っている」ということはあっても、それは結果であって、ドキュメンタリーとは違います。

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ディズニーランドに関わる「全員」を一同にして撮る。
相撲に関わる全ての人を一同にして一枚の写真に納める。
篠山紀信だから思いつくのか・・・思いついたとしても、篠山紀信だから実現する。
そういう希有な写真であることは確か。
その元は、雑誌や写真集の企画が先にあったりするのでしょうが、篠山紀信の写真というのは、殆どがそういうものだと思います。
商業写真のひとつの極みと言えましょう。

こんな写真、篠山紀信じゃなきゃ、撮れませんよ!
氏のネームバリューがあったればこそ!
氏のこれまでの仕事があって、今、これが撮れる!
思いついても不可能に近い企画を、ひとりの写真家の「名前」が可能にしている・・・そんな感じがします。
展示の仕方も、人並みはずれて、一枚がデカイ!
6畳くらいありそう。

これだって、高画素のデジカメがあったればこそ。
・・・ああ、こういう所に高画素が生きるんだぁ〜・・・私らには要らないわい。
・・・なんて思ってみたり・・・(-_-)

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
俗に言う、プロとアマの違い≒商業品と純粋芸術?の違い、でしょうか、、、
「求められない写真を撮る事は辛い」と最近思います、、、
今迄は自己満足に疑問が無く、発散の為、奴隷の束縛からの一時避難で撮影していた部分もあったようです?、、、

自営は先ず喰う事最優先、しかしながら「辛さと楽しさの同居」であり
かって写真にノメリコンデイタ自分と重なります、、、
俺の写真は仕事だけど、金には成らない、喰えない写真家だった訳です!

コンデジでささっと撮影して自家A4プリントがせいぜいな最近です。
007
2014/08/24 05:52
なるほど・・・
会社勤めの中での、自己確認というものだったり、自分の世界に浸れる時間だったり、気分転換だったり・・・
「ホントのオレはこれなんだ」というようなところで写真を撮っている、そんな気持ち、わかります。
自営業とは、それ自体が自身の発露であり、発信であり、自分自身。
その充実が何より、という感じなのでしょうか?

その中にも「鉄道の写真」など、007さんでしか撮れない、撮っていない、という物もあったのです。
それの継続は、やはり、力になると思います。
大切な記録でもあると思います。
幸い、デジタルは、撮ることにお金がかかりませんから、デジタルで、ドンドン撮るという方向もありかな?・・・と最近思っています。
三日ボーズ
2014/08/24 23:18
コメントに対するコメント!・・・ありがとうございます!!

何時も思います、感動します!!!・・・自分自身の思想の確認及び補備、補完として、再認識と新たな発見に成り、三日ボーズさんの記事にも大変に刺激と恩恵を受けています、感謝。。。
007
2014/08/25 12:39

<(_ _)>

三日ボーズ
2014/08/25 13:33

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