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<<   作成日時 : 2015/09/30 00:00   >>

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「裏ななつぼし旅」奈良、紀州(第1回)
奈良東大寺で見た一億総スマホ時代
【WECGE Infinity 日本をもっと考える 2015年08月22日(Sat)  文・片山恭一 写真・小平尚典】

・・・という記事がありました。そして、以下のような写真が・・・

画像

そして、以下のような記事があった。

今年は遠景を狙いたいということで、ぼくたちは後ろのほうに陣取っていた。二月堂の舞台を背景に、無数のスマートフォンが発光している。みんな写真を撮っているのだ。横にいる小平さんが呟いた。
「1億総スマホ時代……」


・・・その後の記事が秀逸!

ぼくはボブ・ディランの『ビフォー・ザ・フラッド』というライブ盤のジャケットを思い出した。聴衆がライターやマッチの火を掲げてスタンディング・オヴェイションを送る、その光が一面に映っているジャケットだ。消防法によって姿を消した光景が、いまスマホによって二月堂に甦る。

画像

(BOB DYLAN / Before The Flood [Live With The Band, 1974])

いいね〜、皮肉をこめて・・・(^_-)

この二月堂に関することも、スマホカメラに関することも、たぶん、記事にした事があったものですが・・・面白い記事だったので、この記事を拝借しつつ、もう一度、書いてみたいと思います。


実は「デジカメ普及」・・・の時点で、大変なことになっておりました。

例えば、自転車のレースなど撮っていて・・・
撮りたい写真を考えて・・・
「よしっ、ここだっっ!」と思った場所で、次の周回までジッと我慢で待っていて・・・
「来たッッッ!!」・・・で、突然画面イッパイにデジカメのモニターが写る!(>_<)・・・

・・・ということがあります。

私らは、経験上「ノーファインダー」という手を使うことがありますが、デジカメの出現は、カメラのファインダーを覗いて・・・という撮り方を無くしてしまったどころか、人がゴチャゴチャいる所では、カメラを差し上げて撮る、ということを可能にしたのでした。

カメラが上下左右から飛び出してくるのです。

これには、おそらくプロも困っているのではないでしょうか?

ましてや、我々アマチュアでは、撮影場所は限られますから、折角待ちに待って撮ろうとしても、一瞬で「台無し」になってしまうことは、良くあることになってしまいました。

それまで、フィルムを使うカメラは、ある程度の「ハードル」があった感じだったのですが、それが、デジカメの普及で一気にハードルの高さが低くなり、ケータイ&スマホの普及によって、ハードルすら無くなってしまいました。

「カメラを持って行く」という気持ちすら無くなってしまったわけです。

みんながみんな、自分のスマホに撮っておく、という感覚で、気軽に撮ります。

それは、もはや、寺の行事などでも、最早避けられぬモノになってしまいました。
そういうモノを避けたいと思うと、また「撮り方・捉え方」そのものを考え直さななければなりません。

この「お水取り」の写真を見て・・・「お水取りはもうダメだ・・・」と思いました。

この記事のように、開き直って、引いて「現在のお水取り」を皮肉を込めて撮るような感じしかないと思います。

今年、あるカメラ雑誌に、楽園写真家の三好和義さんが、お水取りを撮っている写真がありましたが・・・

氏は、高感度が良くなったカメラで、松明のアップを「止めて」とっていました。
・・・なるほど、そういう発想の転換も必要になってくるのだと思います。

大写真家・入江泰吉さんは、松明を長時間露出で撮ろうと思っていたところ、アマチュアのフラッシュに閉口して「フラッシュを焚くな!」と怒ったとか・・・。

そうそう・・・かつては「何でもかんでもフラッシュ」という問題もありましたね〜〜。

「フラッシュは禁止です」と言っているのに、フラッシュ焚いて撮るオバサン・・・がいたりしました。

なんで「オバサン」かというと、大概がメカに弱いのね。
んで「フラッシュ禁止って言ったって、どうやって点かなくするか知らないし〜」とかいう感じで、構わず写すオバサンとかが多かった訳です。

そういう人は写さなければいいのですが、そういう妥協はできないわけです、ね。

どうしてか、自分のカメラに納めたい。自分のカメラで撮りたい、と思うのね。
特に「作品を作りたい」ということでなく、漠然と、そう思うのね。

キレイに、しかも、見た印象をそのままに、写真に撮る、ということには、デジカメの時代になっても、なお「撮る技術」というものは存在します。

実際に、自分が見た、そこに居た、という「思い出・記録」という意味で、例えば、連続したアルバムの写真の1枚として撮っておきたい、という欲求は、多くの人が持っているのだと思います。

これは写真に撮れないから(仏さまなど)ポストカードとかを買っておこう。
写真集を買っておこう・・・私は、そういう切り替えをしていますが・・・。
こういうことを思う人は少ないでしょうか?

いや、そういう以前に「スマホで写真」はある感じ、しますね。

ウチの子供たちの使い方を見ていても・・・

美味しいものを食べる前に「カシャッ!」
ちょっとした物でも何でも「カシャッ!」

そんな感じで「ライフログ」っていうの?・・日記代わりという感じで、考えるまえに「カシャッ!」
・・・ですね。

自分が居た場所、見た物は、みんなスマホに入ってる・・・そんな使い方ですもんね〜。

そんな感じで、お水取りにだってカメラを向ける・・・。

そういうこと、ですよね。

・・・でも・・・それが、我々アマチュア・カメラマンにとっては、大変困ったことなのです。
・・・いや、・・プロだって困っているんだと思います。

プロにはプロの特権もあり、ポジションや、撮影方法、撮影許可など、優遇されて当然のことがありますが、我々にはそれがなく、スマホカメラマンと同じ条件で撮らなければなりません。

そこで、より良い写真を追求するのは困難な状況になりつつある、ということです。
そこをかいくぐって、制約の中から、より良いアングルを見つけ出す、ということにもなるわけですが・・・
お水取りのように、夜の場面では絶望的にもなります。

例えば、古式ゆかしい東寺の御修法などでも「突然差し出されてくるカメラ&スマホ」に泣かされました。

仕事として撮っているプロと比較すれば、私らもスマホカメラマンも、同じ。

そして、プロも含めて行事そのものを邪魔してはいけない、ということが一番大切なことでもあります。

お水取りでは、中を見た方が、電球の無い空間でも法要に、デジカメの青白いモニターが灯っているのに違和感を感じられたそうです。
許可されたプロだと、遠慮無く、配慮無く、傍若無人・・・というケースも結構多いものです。
法要中に連射連写、というバカもいます。
許可されている、ということを思い違いしているアマチュア的「プロ」も多い。これも、困ったこと。

邪魔をしない配慮とともに、プロなら最低限必要なカットを抑えるというテクも持ってろよ〜、とい言いたくなるのも、はやり、現在のデジタルの弊害です。

本山の法要を撮っている座付きカメラマンのようなのがいるのですが、静かなところで連射連写。
昔・・・「唄(ばい)」という、堂内を静める意味もあるところで、ガザゴソとフィルム交換して、連射連写。弟子のようなのが付いていても、同じアングルから二人で連射連写・・・。
ふたりいるなら、アングル変えて撮れよ〜です。
そういうオバカメラマンも多いので、余計に、イライラしてきます。

半端なアマチュアカメラマンが身勝手放題で、自分の首を絞め、京都の寺社は、どこでも「三脚禁止」。

確かに、ウチのしだれ桜を見ても、放っておくと、アマチュアカメラマンはやりたい放題。
これじゃあ、規制も必要だわい・・・と思います。

う〜〜〜ん・・・・

ますますもって、アマチュアカメラマン受難の時代なのだなぁ〜・・・・という感じる今日この頃・・・皆様におかれましては、いかがお過ごしでござりましょうか・・・?










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法会への、特にカメラマンへの規制を考える・・・
「いつかはお水取り」「いつかは花会式」・・・と思っております。 それはいつか?・・・いま、抱えている(真言)智山声明の研究が終わったら・・・という感じなのですが・・・・ ...続きを見る
倫敦巴里
2016/04/07 23:44

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
デジタル時代とはいえ、スマホの明かりが大集合では、いくら真実を写す写真でも芸術的にはマズイ?ですよね!

だれもが日常として当たり前に写真を簡単・気楽・お手軽に撮る時代となり、”力”入れて撮影する者にとってはかなりやり難い状況ですね、、、
それをカイクグッテ撮るのがテクニックの一つに成らざるえない?ようです、。
007
2015/09/30 16:12
>それをカイクグッテ撮るのがテクニックの一つに成らざるえない?ようです、。

・・・まったくその通りです!
三日ボーズ
2015/09/30 23:34

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