テキスト入力機としての電子辞書を考える

前々から「テキスト入力機」があったらどんなに便利か、と思っているのだけれど・・・

例えば「遂に出た!テキスト入力ができる電子辞書」とか・・・
テキスト入力だけに絞って、パソコン的なものはできません的「キングジム・ポメラ」とか・・・
シャープから出た、Windowsを使わない「NetWalker」とか・・・

出るには出るが、ヨドバシカメラでいじってみても、何だかどれもパッとしない。
それぞれに「何かが足りない」のだ。「何かが違う」のだ。


シャープの電子辞書「Brain PW-AC900」は・・・・

それ以前の機種で別売だったアプリケーションソフト「テキストメモ for Brain」がインストールされている。他は別売をインストールする。

テキスト入力ソフト(2,800円)がプリインストールされている「Brain PW-AC900」はお買い得だと思う。どうせ電子辞書を買うならこれにしておくかな?と思わせる。

文字入力には、予測変換・連携予測機能をもつ「かな漢字変換エンジン:FSKAREN」を搭載している。コレはよく判らない。
『AI予測変換』機能があるらしい。文章の流れを把握し、適切な候補を予測ならびに候補が表示されそこから選ぶ。これが「書院」の物かどうかは不明。
「書院」は結構使えるものだったが、店頭でちょっと打った感じでは、あまり使いやすそうではない感じ。書院じゃない感じ。
変換候補が下に出て、これを選択するやり方も馴染みにくい。

これが「使える」と案外便利なものだ。
ケータイの予測変換と、一度変換した語が、仮名一文字を打つと変換候補の一番最初に出てくるのは「書院」と一緒。
案外、ケータイに慣れると、パソコンを打っていても、イチイチ全部打つのが面倒と思ったりすることがある。雑誌用の原稿をケータイで打つ人がいるらしけれど、単語登録を上手くやっておけば、コラムの原稿くらいはケータイでも打てるのかも知れない。
・・と思って、新聞の投書をケータイで打ってみたことがあった。

新聞の投書は、思い立った時にザウルスで打って、そのままメール送信、でオッケーだった。
これは便利!だったのだ。

電子辞書の「親指入力」は、ザウルスと同様にできるか?と思ったが・・・

落とし穴があった。

決定的なのは、キーボードが使いにくい。
いや、入力は両手で持って「親指入力」できる。
ボタンはフニャフニャだけれど、大きさ的には「NetWalker」より打ちやすい。
ボタン式であるのも良い。
アルファベットのキーボード自体はよいのだけれど・・・

変換、消去、後退、などの文字入力以外のボタンが、パソコンとは違いすぎて分かりにくい。
ショートカットも独特で、パソコンのやり方の他に、こいつのやり方を覚えなければならない。
この点は、ザウルスと似ているが、ザウルスよりも使いにくい。

ザウルスの方がまだパソコンライク。Brainは違いすぎる。
果たして「慣れ」で解決できるだろうか。
記号の入力などよく使うものだが面倒だ。

それともう一つ、辞書の内容が「コピペ」できないのだ。
テキスト入力中に辞書を見るには一度閉じなければならないみたい。

立ち上げるのは早いけれど、イチイチ切り替えるのは面倒である。
辞書を使っていて、そのコピペができないし、辞書とテキストの併用もできないのは、これって何だか理不尽!という感じがしてしまう。

ユーザー辞書は250語登録可(ポメラより多い)。入力可能文字数は、32768文字。充分である。
1ファイルの文字数は不明。

電子辞書にちゃんとしたキーボードがあって、SDカードなんか使えるようになったのに、なんでザウルスみたいにテキスト入力ができないの?・・と思い続けていたけれど、いざ、できてみたら、ちょっと使いにくいものだった。

原稿用紙一枚くらいの、新聞の投書なら打てるかも知れないが、やっぱり「メモ機能」なんだと思う。

この記事へのコメント

三日ボーズ
2009年11月07日 08:28
ポメラを使い始めて、改めて電子辞書の入力を、ヨドバシでいじってみたけれど、やっぱり、パソコン的入力の仕方と違いすぎる、と言う感がある。
電子辞書には立派なキーボードがあって、SDカードも使えるんだから、これでテキスト入力できないか?と思ってはいたが、いざ実現してみると、文字以外の、電子辞書独自のキーが使いにくいという結論になってしまった。残念。
すあま
2016年01月26日 12:31
通りすがりです。
当方、テキストマシンとして乾電池駆動のPW-A7200を使用中で、ふだん考えている内容がそのまま書かれていたので、共感できました。
特殊なキー配置は、最初は戸惑いましたが、慣れますね(笑)
ケータイでブラインドタッチが出来るようになるのと似ていますね。一度覚えさせれば、記号の入力も早いですし、編集機能は一通りありますし。
とにかくBrainは、microSDに一式入れて、編集したらPCとUSBでフォルダ同期という、手軽な使いかたが出来るので良いですよ。
ただやはり、辞書とエディタを同時に起動できないのがネックではありますね~。
三日ボーズ
2016年01月26日 15:11
PW-A7200をテキスト入力に使われているとはすごい。
私は、結局、それは出来ずに、テキストはポメラで、電子辞書は辞書として使っておりますわ。
今や、iPad(or iPhone)+Appleキーボードで、打つ作業は戸惑い無し、という環境も選べて、良い世の中になったもんだ~(^_^)v・・・です~。

この記事へのトラックバック