「お寺のこれから」・・・について考える(その7)

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なんだか、書き始まったら終わらなくなってきて、言い加減飽きてきた (^^) 感があるのですが・・・
読んでくださる皆さんも・・・そうでせう?

さて、近年「寺院の活性化」ということがよく語られています。

ネット寺院・彼岸寺の「未来の住職塾」なんてものも、こういうことを言ってるんでしょうし、宗派の特に智山教化センターなどでも、テーマとしています。

何となく、このことが語られ・・・
何となく、これが正論のような感じで・・・
みんながこのことを考えなければイケナイというような雰囲気があったりしますが・・・
私は、疑問視しています。

例えば、本堂でコンサートやら、色々なライブやら、なんやらかんやらやってる寺があります。

ウチも、何度か「ライブ」をやったりしていますが、何度かやって、やめてしまいました。

来ていただいた皆さんには、大変喜んでいただきました。
「良かった」という声も随分聞きましたが・・・
・・・なんか違うな・・・と思ってしまったからです。

その時も、本堂ではやりませんでした。庭でやりました。
本堂でやる、ということは考えなかったです。
本堂でやるということには抵抗がありました。

本堂で色々やってる所もあり、必ずしもそれを否定するものではないですが・・・
私の心情としては、本堂にはそういうものを持ち込みたくない、という思いがありました。

俗なるものを持ち込むのはいかがなものか?と思っています。

コンサートやらライブというのは、お寺でなくてもいいんじゃないか?と思います。
それぞれ、相応しい場所でやればいい。

お寺は、お寺。本堂は、本堂。

・・・こういう点は、キッチリしておきたいと思います。

その昔は、お寺が「寺子屋」などというものをやっていただろう、と言われますが、それは、今のように学校が整備されていなかった時代に、学問所の役目も担っていたという話し。
また、学問ならお寺には相応しいものでしょう。

例えば、ご詠歌は戦後流行しました。
それは、戦争で亡くなった男たちを、奥さんが、お母さんが供養するということと、やはり、娯楽が無かったので、特に女性が集まって何かやる、ということが歓迎された、という両面があったものと想像します。

今は、ご詠歌の講員さんは減る一方ですが・・・

今や、カルチャーセンターなんかもあり、市民センターに集まって色々やってる人がいたり、食事会だって自由。
娯楽は多岐に亘り、女性が集まることに理由も要らなくなりましたから、ご詠歌の役目も終わったのだと思います。

寺院の活性化・・・ということが語られ、それが当然の方向性だろう、というような感じを、ただ、思慮無く受け入れるわけにはゆかないと思っています。

さて、一般の檀家寺が何を以て活性化するのか?
その必要はあるのか?
何が、活性化なのか?

ひとつには、葬式仏教という言われ方で、特に若いボーサンたちが怯んでるということはあるかも知れません。
何となく自信が持てない、というような感じがあるのかも知れません。

私も、まだ、住職がバリバリやっていた頃、始めはお通夜だけやっていたのですが、自宅の通夜・葬儀の頃、まだ不勉強で、話もまともにできなませんでした。

そんなとき「オレは、何をやっているんだろう・・・」という疑問と、不安とを感じたことがありました。

確かに、若くして、すぐに「ちゃんとやれ」と言われても、なかなかできません。

できないと思うことで、そのできない自分が「通夜や法事をしている」ということに、とてつもなく「申し訳ない」という気持ちにもなりました。

それでも「長い歴史の裏打ちがあるのだから、その伝統をキチンと守れば良い」と思って勤めていました。

ホントに、自信を持てるようになってきたのは、ここ・・・10年未満です。

今の若い人たち(後輩ボーサン)を見ていると、みんなよく勉強しています。
私など時間がかかってしまったですが、今の若いボーサンたちを見ていると、他宗のボーサンたちも、皆、よく勉強していて、心強く思えます。

別に「活性化」などといって、おちゃらけたことをしなくても、お寺をキッチリやって行けるんじゃなかろうか?・・・と思えます。

地元仏教会の面々を見ていると、とても参考になります。
みなさん、それぞれに、色々なことをやっています。

そういう横の繋がり、というものも、大切になってくると思うのです。

例えば、坐禅だったら、曹洞宗・臨済宗の寺院があります。
そういうところでキチンと体験していただく、ということも良いと思うのです。

なにも、全部を自分の寺で、と考えることもないと思うのです。

お寺としてできることというのは、例えば成田山とか、川崎大師とか、でやってることが参考になると思います。
高野山のイベントも実に多く、時に味付けをし(オマケを付けて)色合いを出しながら、粛々と仏教を勤めてゆくようすは、参考になります。

そういう姿勢を感じていただくのが一番。

さて、ウチは、何をやっかな?

・・・と、これまで、グダグダ考えてきて、何となく、見えてきたものがあるのだよ (^^)/


・・・さて・・・と。












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この記事へのコメント

007
2014年06月23日 06:34
桜で有名なお寺で、本堂からカシマシ三婆が出て来た時は、、、

何か、これは?、違うな!と感じました、、、
中でお茶が飲める、というのは俗っぽいですね、。
三日ボーズ
2014年06月23日 06:45
あ、ちなみに、本堂内は、飲食禁止が普通だと思います。

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