SONYの新型ICレコーダー ICD-TX800 これ、良いぞ!
何気なく・・・「そろそろICレコーダーの新型が出てたりするんじゃないか?」・・・と思って見たら・・・
あ~らビックリ、SONYから「出る」という予告。
ICD-TX800。
2017年10月7日発売予定・・・ということで、すかさず予約。
本日、ヨドバシから届きました。
特長・・・さりげなく録音できる新形状。小さくて軽い、本体約22gの小型・軽量デザイン。
縦・横サイズ約38mm、本体重さ約22gのコンパクトなボディ。
商談やインタビュー、会議の際にもさりげなく、自然に録音できます
・・・という謳い文句。
小型でもしっかり録音できる「高性能デジタルマイク」
自然なステレオ録音を実現する「高性能デジタルマイク」を搭載。
音声をマイク内部でダイレクトにデジタル信号へ変換する「高性能デジタルマイク」を内蔵。
小型でも高音質のステレオ録音が可能です。
内蔵メモリーには大容量16GBフラッシュメモリーを採用し、最長約636時間の録音が可能。最大約15時間録音できるバッテリーを搭載。長時間の録音も安心です。
電源がオフの状態でも、録音ボタンを押せばすぐに録音をスタートする「ワンプッシュ録音」機能を搭載。インタビューや会議など、急な録音機会を逃したくない場合に便利です。
設定した時間が経過すると、自動的に録音が始まる「録音開始タイマー」機能を搭載しているので、あらかじめ何分後に録音開始するかを設定しておけば、録音のし忘れを防止できます。
まったく、面白いものを作ってくれました。
これまでICレコーダーといえば、細長い棒状の物がほとんど。
こんなチロルチョコみたいなのをよく思いついたものだと思います。
しかも、録音機能の付いた本体と、操作関係を別体にするとは!
確かに、別にすることで、小さなICレコーダーに付いているボタンより押しやすく、慣れれば使いやすそうです。
久々に、SONYの発想力を感じました。
500円玉と較べて、この大きさ、というか、小ささ。
うっかしていると、無くなりそうです。
イヤホンは、USBに差し込むアダプタコードを介して付ける。
これがメンドクサイ感じですが、音質は良いと思います。
ほぼ立方体のケース。これは、いかがなものか?
これだとカバン等への収まりが悪いと思う。
横にふたつ並べた状態で持ち歩きたい感じ。
サイコロ状のケース。・・・縦に本体とリモコン、空いているところに、USB-イヤホンアダプタを入れる?
さて・・・
かんじんお音質ですが、さっそく、己の通夜の法要を録音してみました。
時々、自分の読経を録音して、反省します。・・・落ち込みます。
小型でもしっかり録音できる「高性能デジタルマイク」
自然なステレオ録音を実現する「高性能デジタルマイク」を搭載。
音声をマイク内部でダイレクトにデジタル信号へ変換する「高性能デジタルマイク」を内蔵。
・・・というのがいかがなものか?と思いますが・・・良い感じです。
録音したものをイヤホンで聴いてみると、ノイズ感はほとんど無く、音質も良いと思います。
こうぎ録音は近いうちに試してみますが、オートのレベルも良い感じです。
読経の間の鈴(りん)の音なども割れずに入ってるし、その直後の音も急にレベルが落ちるようなことはありません。
これは、SONYのオートレベルの良さです。
以前、オリンパスのオートレベルの不自然さがダメで、処分したことがありました。
SONYのは、テープレコーダーから、MDレコーダーから、ICレコーダーへと、どれも優れていて、この点、他社をリードし続けています。今も。
地味な技術ですが・・・。
リニアPCM録音(44.1kHz/16bit)もできます。
実際、これで録音しましたが、MP3との違いもわかります。
研究用の録音採集の役に立ちそうです。
これ、良い感じです。
いや~~、良い物が出てきますな~~。録音マニアとしては、嬉しい限り。
この記事へのコメント
両方CD音質。
無茶な比較ではありますが・・・
声に限っていえば、かなり使えます。細かい描写が無いのは仕方ないし、ステレオ感が無いのも、形を見ればわかります。
一応ステレオでも、ほとんどモノラル。
音の粒立ち、というか、粒が多きい、というような感じ。
しかし、薄っぺらい音でもなく、CD音質ではしっかりした音です。
声に限れば、細かい描写が無いのは、かえって良いかも知れません。