【がらくたパラダイス】・・・MDレコーダーMZ-B3
携帯用MDレコーダー [MDウォークマン MZ-B3]
1995年8月21日発売。
69,000円・・・も、したのかぁ~。高かったね~。
っでも、飛びついた。
1995グッドデザイン「商品デザイン部門」受賞してたのね。
初め、74分という、CDと同じ時間しか録音できなかったMD。
まあ、CDを録音して、コンパクトに持ち歩こう、という趣旨で普及させようというものだったから仕方ないけれど、ワタシとしては、始めから録音機能に注目しておったです。
音楽を聴くためには全く使っておりません。
ワタシにとってのMDは、100パーセント録音機。
しかしながら、74分では、講習会やら講演会の録音には足りない・・・。
そこに、確か、AIWAが初めて、モノラル録音を可能にしたんだったと思う。
ステレオのトラックを1本づつ使うことで、録音時間が倍になり、最大148 分録音、再生ができるようになったのでありました。
そこで、ワタシとしては、録音機を「MDレコーダー」に切り替えた、その最初がコレだったと記憶しております。
スピーカーも付いて、モノラルマイクも付いて、これ一台で録音再生ができるようになりました。
メーカーとしても、MDをテープレコーダーの置き換え、と考えていたでしょうから、「テープレコーダーのSONY」としては、「この線」の製品も必要なるのは当然のことでしょう。
そして、何より、「カッコイイ」!
これぞ、SONY!!です。
このデザインテイストで、ICレコーダーを作って貰いたいものです!
後に、MDディスクも80分録音可能なディスクができて、モノラルで160分録音になります。
テープレコーダーだと、録音しっぱなしで120分ですから、余裕ができました。
これを、ご詠歌の講習会の録音に活用しました。
これとは違うお手軽なものを買って、3台体勢で、講習会などの録音をしていましたが・・・
同時に3カ所でやる講習会とか、分科会とかを、2台を身代わりに置いて、録音だけ、という使い方でした。
しかし、あるとき、ある宗派の講習会で、置いといたコレを盗まれてしまいました。
ショックでありました。
ボーサンが盗むか?・・・とも思えません。
いや、色々業者が入っていたので、ソッチか?・・・とか、思いつつ、まあ、性善説に基づいた置きっ放しも悪いことなので、即、諦め。(-_-)
諦めて・・・後に、MZ-B10が出たので、結局、これを3台買いました。
「ヤベッ、SONYのMDレコーダー MZ-B10 生産終了!」
http://e-bozu.at.webry.info/200904/article_12.html
「ソニーの名機「MDレコーダー MZ-B10」よ再び!」
http://e-bozu.at.webry.info/201404/article_31.html
んで、写真の機械は、このデザイン、存在感が忘れられず、オークションで見つけて、また買ったものです。
でも、久し振りに出したら、なんと、下半分が「加水分解」~~~!!
なんてことでしょう。
・・・あ、この機械の欠点は、録音開始ボタンを押すと、「その位置」からスタートして、「上書き」しちゃうということ。
録音を聴いていて、途中で止めたままにしておくと、そこからの上書き録音になってしまって、消えてしまうのですよ。
なんということでしょう・・・。
これで、何度か、録音したのを消しちゃった記憶あり (>_<)
また、録音中にイジェクト操作をすると「自動的にファイナライズしてイジェクト」・・・ではなく、ファイナライズしないで、そこで単純にイジェクトしてしまって・・・初期のMDレコーダーは不備があったですな。
MDは、音が良かった。扱い易かったし。
今思うと、あまり良くないスペックだけれど、講習会とか講演会の録音では、ヒスノイズが無いし、ご詠歌の録音では「ワウフラッター」が無いので、鈴の音が揺らがないのが良かった。
鈴と鉦の、鐘の音も、歪まず良く録音できていたのは、SONYの自動録音レベルの賢さもあるけれど、MDの良さでもあった。
MDは、とにかくメディアが小さく・薄く、収まりが良かった。
講習会の他にも、ラジオ番組の録音もしていて・・・
今でも、MOとMDは、保存に適している、と思っている。
Blu-rayはワカランですが、少なくとも、CDやDVDよりは良い。
HDDよりも良い、と思ってる。
コレが無くなるのは、残念。
CDシングルサイズのBlu-rayをカートリッジに入れて、MDみたいなのを作ったら、良い記録メディアにならないだろうか・・・?
容量足らん・・・か。
いくらMDが小さく、薄いと言っても、録音したのがあまりにも多すぎて、溜まったメディアも大量過ぎて、「さて、どうしようか?」状態。
老後の楽しみ、と言っても、全部聞く時間は無い。
さて、どうするか?
取り敢えず、再生するデッキは買ってあって、HDDに移す用意はできてる。
だた、コピペ、とは行かず、それこそ「リニア」に録音時間が必要なので、さて・・・
どうすべ・・・
この記事へのコメント
そういえば、昔あったな、という感じ、、、
博物館的記事?ですね、、、
カセットテープの親方の”Lカセット”とを始め”オープンリールデッキ”や”レーザーディスク”、などを連想しております、、、
懐かしさと時間の経過と自身の老いも感じました、。
「現物」が残っている、ということがもたらすのは、心の豊かさになると思っておりますが・・・
さすがに、がらくたが溢れると大変なので、ガラクタと、自分自身の記憶の整理をかねてやっております。
これ以上劣化し朽ち果てる前に、ココと、写真に残して、捨てても、どうなってもいいかな?・・・と。