娘、卒業公演

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いつのまにか4年が過ぎて、次女が卒業・・・ということになってしまった。

コッチとしては、日々のアレコレに追われつつただ何となく過ごした時間だったけれど、彼女にとっての4年は、おそらく、とても充実したものだったんだと思う。

ダメだと思って見た2次試験に思わず受かって行った信州。
城が好きだったので、二人で行った国宝・松本城。
まさか、そのお膝元に行くとは・・・。
大学をどうしようか、と言うとき・・・「歴女なら甲州か信州だろう~」と言ったのはワタシでした。
まさか、そこに受かるとは。

・・・から、4年。

引っ越しの荷物を一部運ぶのと、最後の演劇公演を見るために、信州松本へ車を走らせる。

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女房が思い出していた。
そういえば、小学校の卒業の時、卒業生の出し物をやった時、「作・演出」のようなことをやっていた。
「○○(娘)がいなかったら、成り立たなかったです」と先生に言われた。
その時から、「そっち」に向いていたのか?

中学に入った時に、「演劇やりたい」と言ったら、兄と母に反対されて、剣道部へ。
高校は、剣道部と漫研を掛け持ち。
剣道には、かなり入れ込んでいたよう。

でも、大学で、離れて住んで、思いを叶えた、ということだろう。

何度か足を運んでみれば、いつも生き生きとした次女がいた。

演技だけでなく、「作・演出」もするようになって、今回の卒業公演も「作・演出」。
ま、みんな忙しくて、それどころではないのだろう。

劇の冒頭で、いきなり・・・「人は2度死ぬ。一度はその人の死で、二度目は、その人が忘れられたとき」・・・というような台詞が飛び出してきて、驚いた。

これは、ワタシが通夜などでよく話していることだったから。

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撮っちゃだめのところ、意を決して撮った一枚。
メチャクチャな一枚になってしまったですが、意外に、雰囲気が出ているか?・・・と思って載せます。

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「山脈」と書いて「やまなみ」と読む。
夏チョ~暑く、冬チョ~寒い、プレハブのスタジオ。
いつも、満員で、学生演劇を見る人ってこんなにいるの?!・・・と驚く。
ワタシが学生の時なんて、あっても見なかったわ。

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こぉ~~んな、プレハブ。
ここに、次女たちの夢が詰まっている。

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芝居を見た後、次女の部屋に行って、とりあえず運び出す物を車に積んで、パン食べて、さてどうしようか?・・・と思って・・・
18時からの公演もみることにした。

その時間まで、娘が歩いていたであろう道を、早足でたどってみた。
こうして歩くのは、最初に来たとき以来っで、何も変わっていない、という感じがする。

娘にとっては、4年間の学生生活で、すっかり馴染んだ土地だろうが、ワタシにとっては2度目。いや、3度目。
この間、彼女は、ここで何を思い、何を学んだのか?
どんな生活を、どんな思いで送っていたのか?・・・知るよしも無い。

ワタシは、ただ、異邦人のような目で、見るだけ、だ。

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着いてから、ずっと、どんよりしていた空は、雪を降らせてきた。
信州の空気は、まだ、切るように冷たい。

さっきの上演では、おもわず次女に泣かされたワタシ・・・は、やっぱ、二度目も泣かされてしまった。

「人は2度死ぬ。一度はその人の死で、二度目は、その人が忘れられたとき」・・・というのは、これから、それぞれ違った道に進み、別れ別れになる娘と、その仲間たちの心の叫び、のようでもあった。

ワタシにとっては、遙か昔に置いてきた青い感情のようなのだけれど、彼女たちは、今、その渦中にいる。




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