ある写真家の死・・・

A6501918.JPG
今回の『アサヒカメラ』に、写真家・原芳市さんの写真が載っていた。
その解説文を読んで・・・心の奥がざわつき、脈拍が上がる感じがした。

そこには「死」を連想させる言葉が連なっていた。
勿論、この写真を撮った原芳市さんに関しての、だ。

Wiki先生を訪ねると・・・原 芳市(はら よしいち、1948年 - 2019年)・・・となっていた。

- 2019年!!
去年、癌で亡くなったのだった。
知らなかった。

掲載の写真は見て、写真展の告知も見たが、文章はよく読んで無かった・・・ことを後悔した。
万難を排してでも行けば良かった!

「この前」写真展に行ったのはいつだったか?・・・と自分のブログを検索したら、2012年だった。
そんなに経っていたのか・・・?!

そこで、原さんに影響を受けてブロニーで写真を撮ったことを伝えた。
「フィルムで撮りましょうよ〜」と仰ってた。

A6501919.JPG
慌ててAmazonで検索。何冊か写真集を買った。

元々は「エロ本」の類いの雑紙に、ストリッパーとかソープランドとかの写真を載せていた。
そこだけ、文学の香りがして、気になる写真家だった。

昭和の文学・・・のようだった。
昔のエロ本にある文学性、という感じでもあった。
モノクロフィルムで撮ってるのがそういう感じになっていた。

それは6×6のフォーマットで撮られていた。
地元の求人誌の仕事を手伝っていたときに、そこの社長から「街の断片」という記事の依頼を受けて、それは原芳市さんのオマージュでやろう、と、父のローライで撮り始めた。
間もなく、本格的に撮るために、ニューマミヤ6を買った。
隔週の発刊だったので、取材に行っては、まとめてプリントして・・の繰り返しで、締め切りに追われる形で、随分と撮っていた。

心の中では、ずっと原さんの写真を意識していた。

このブログでも「街の断片」で検索していただくと、その時の写真の一部が載っております。

しかし、私のはただ街の一部を切り取っているだけで、原さんのような「心象風景」的写真は撮れなかった。

そこにある物を撮る、ということで、心を撮す・・・この難しさを痛感し、自分の力の無さに感じ入るばかり。

父が遺したローライを持って、どこかに行こうか・・・?

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この記事へのコメント

タロウカジャ
2020年02月14日 19:00
6×6で撮影すると写真に対する考え方が変わるかもしれません。
今は、120 ブロニーだけなので僅か12コマで一本完了。
デジタルカメラでの撮影て何なんでしょう。
6×7とはまた違う世界ですね。ダイアンアーバンスがマミヤC330辺りで凄い作品を撮影していましたね。
三日ボーズ
2020年02月15日 23:50
昔々その昔、『カメラ毎日』というのがあった頃、いいな〜と思ってたのがダイアン・アーバスで、カメラはてっきりローライだと思っていたら、マミヤだったというのを知ったときはオドロキでした。
真正面から人物を撮った写真が良かった・・

幸い父がン遺したローライがあるものの、痛みがあるので、ちょっとお金か掛かってもキチンと直してみようかと思ってます。