涅槃会へ・・・

A7R03438.JPG
奈良・興福寺の涅槃会には、確か、3年前に行ったんだった。
良い感じだったので、もう一度・・・と思いつつ、壇用が入って2年出られず。
涅槃会は年に一度なので、なるべく出たいのだけれど・・・
つまり「あと何回聴聞できるか?」ということだから。

さて、興福寺の涅槃会の特徴は「楽」すわなち、雅楽が入るということ。
南都がクソ・・・ぢゃない南都楽所(なんとがくそ)からの出仕があり、入退堂と経文に楽が加わる。

興福寺のHPには、次のように書かれています。

興福寺で言えば、涅槃経の講讃を主とする法要を天平勝宝年間(750)頃から行なっておりました。貞観2年(860)尾張出身の寿広により舞楽4箇法要の大法会の式にあらためられ、常楽会(涅槃会)と言えば興福寺のことを指すようになりました。現在でも規模ははるかに縮小されましたが、その名残が法要に残っています。

法要としては、唄・散華があり、我が方と同じ、所謂「二箇法要」の形となっていて、そこに「舎利三段講式」が入る。
これは講式といっても、ほとんど節が無く、一部分(文末」を延ばすようにして、ちょっと節のようになる。
これは、色んな寺の表白文と同じようなニュアンスで、節と言えるほどの物ではなかった。

次の「舎利和讃」が問題で、今回確認できたのは、これは真言で唱えているものと文言は同じで、なおかつ、節も大体が同じ流れのように感じる。
さて、どうしてこれが唱えられているのか?
そして、ココに「奏楽」が入る。
元の舎利和讃の節に合わせて奏楽が作られているように感じられた。
ただし、和讃の節というか音程とが「合わせよう」としている・・とは感じられず、聴いていて若干の不協和音を感じてしまった。

「釈迦念仏」の節は違っていた。
というか、節、と言えるほどのものはなかった。

その後に『如来寿量品・唯識三十偈』を読む。
ここがもとは法相宗の故と「講讃」つまり「講じて讃する」という奈良の法会の元々の形があるということだろうか?

A7R03436.JPG
「撮影禁止」だったけれど、コイツだけ撮らせてもらった。
邪魔だった。
デカイカメラと三脚で動く。
折角早く来て良い席に座った人の前に陣取って邪魔をしていた。
同じく、キヤノンのデジイチを持って撮ってるカメラマンが、歩き方が悪くて畳を擦って歩き、ジャンパーがガサゴソうるさかった。
もちっと、気を遣え。
それに、なんで決まったようにキヤノンのデジイチなんだ?
こういう取材なら、ミラーレスを買え!
そして、「音無し」で撮れ!!・・・と言いたい。
デジイチを自分たちの常識と思う無かれ!・・・だよ。まったく・・・
テレビだって、使われるのはイイトコ1分〜2分、写真なんか1枚だろう。
それに見合ったものを撮るのが「プロ」だと思うよ。
それに、テレビって、どうして望遠でアップを撮りたがるんだろ?
そじゃない、と思うよ。雰囲気こそが大事だと思うよ。

A7R03519.JPG
さて、興福寺が午前10時からで、終えて法隆寺に向かい、1時半からの涅槃会に行けるのであります。
ここは「ダブル」で聴聞出来るのです。前回「法会の女人」様に連れられて行ったのでありました。
持つべき者は、お友達でございます〜。

A7R03462.JPG
前回、初めてだったのと、式衆の場所が遠くて良く聞こえなかったのですが、もともと法会を聴聞するような形になってないのですわな。
講堂というところが。
細長い建物の真ん中に内陣があって、その前に高座があって、論講を行なう形になっていて、その前では聴くスペースが無い。
実際にはそこには結界が置かれ、我々はその「東側」のスペースで聴聞する。
椅子が用意されているものの、そこに座ると、式衆は内陣を挟んで向こう側で、よく聞こえない。
散華のときに、式衆が内陣を行道しながら唱えるのだけ良く聞こえる。

A7R03471.JPG
ここは「四箇の法要」という形になっていた。
しかし、それで、全体が1時間弱というのは短い。

そして「舎利和讃」が興福寺と同じものだった。
その前に、唄・散華等の声明の節が、真言的なものだった。
天台のそれではない。
おそらく、天台の声明が古いものではないか?という仮説をワタシは立てているが、さて、どうだろうか?

そもそも、法隆寺は、もともとは興福寺と同じ法相宗。

明治の初め頃には真言宗に所属するようになっていたが、1882年(明治15年)には興福寺と共に法相宗として独立する。
・・・とWiki先生は仰る。

・・・とすれば、声明の節が真言のソレに近いということも、舎利和讃が真言が用いるものと同じ、ということもわかる。
・・・とすれば、舎利和讃に奏楽するのもそんなに古い物ではないのか?

真言声明の研究が一区切りついたら、この辺の歴史かな?その後は。

講式というか、涅槃会に関しては、謎が多い。

興福寺のあの講式はなんだったのか?
法隆寺では、経について論じる文句を導師(?)が読んでいたところが、奈良の法要の名残か?

A7R03480.JPG
そういえば、ここにもテレビがいた。
やっぱり、アップで撮りたいヤツだった。(モニターが見える)
一緒の女性が指示していたりで、ウチに来たスタッフも女性がディレクターみたいだったから、同じようなものか?
法要の流れも知らず、カメラポジションも早く来て抑えている訳でもなく、始まってから、お願いして、内陣に入れて貰ったり、そういう遣り取りが聞こえて邪魔だった。
「在る物を邪魔せず取材させていただく」という心がけを持ってほしいものだ。
デカいカメラと三脚をナントカのひとつ覚えで使ってるのもナントカせ〜よ。
もっと小型でフットワーク良く取材せ〜よ。
それがプロってもんや〜。

A7R03494.JPG


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント