「趣味〜!」のモノクロ写真・・

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渡部さとるさんの『旅するカメラ』を読み返していたら、無性にモノクロが撮りたくなってきた。

以前にも、モノクロ撮りたい、と思って・・・
でも、渡部さとるさん「お薦め」の、ライカM3にメガネのズマロン35mmを着けて・・・
・・というのは無理なので、ただのズマロン35mmを、ヤフオクで見つけて買ったんだった。

多分このズマロンと、これと同じ時期のエルマーが、ライカのレンズで一番安いレンズだと思う。
ワタシとほぼ同い年。
「メンテ済み」というのを信じて落札したけれど、大丈夫そうなレンズ。
このレンズは、古いということもあるけれど、程度の良い物がなかなか出ない。

これを取り出して・・・
紛失していたL→Mのマウントアダプタを新たに購入して・・・・
いまでは、高くなったしまったフォクトレンダー・ベッサに着けてみた。
これで、モノクロを撮るゾ!・・っという訳です。

そもそも、出かけられないのが良くない。
「夢は枯れ野を駆け巡る」というヤツである。

レコード用のカートリッジが入荷したというので、ヨドバシに行ったついでに「T-MAX」を買った。
ブロニーと35mm。

T-MAXのブロニー5本入りが「何てこったぁ〜〜!!」の6,700円!!!
T-MAXの35mm36枚撮りが1,470円だ。

ちなみにベルビア100のブロニー5本入りが5,200円。
ベルビア100の35mm36枚撮りが1,650円だ。

アクロス100のブロニーが1本1,040円。
35mmの36枚撮りが、同じ1,040円。

再生産を決断してくれた富士フイルムに対しての感謝と敬意を表して、富士にしたいが、ISO100は、なかなかスナップには向かないので、用途を選ぶ。
T-MAXとフジの両方を使ってゆくということになるだろう。

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思えば、高校の写真部では、モノクロが当たり前だった。
ひとつには「カラーは高い」ということもあった。
だから、モノクロで撮って、現像・プリントを自分でやるのが大原則。
先輩が撮ったフィルムの現像とかやらされたもんだった。
自分で現像するのも勉強、という意味もあったか。
だから、現像させる先輩はロクなもんじゃないな、と思って、心の中で馬鹿にしていた。
写真も下手だったし(^_-)

実際は、勉強どころか、今から思えばテキトーなもの。
なんか、薄っす〜いネガは失敗、というような感じだったので、肉乗りガッチリのネガができる。
当然プリントも、中間調が無いようなものばかり。
これは割とどこの高校の写真部も同じような感じだった。

学校の暗室ではいつでもプリントできるので、全紙がスタンダードという感じでもあった。
とりあえず全紙に焼く。
乱暴なモノだ。

モノクロをちゃんとやり出したのは、地元求人誌に『街の断片』という連載を始めてからだったかも知れない。

ニュー・マミヤ6に、ネオパン400 PRESTOを入れて、ISO200で撮って、現像液を2倍に薄めて、ちょっと温度を上げて現像すると、暗部のトーンが出た。
プリントはイルフォードの2号。
これで良いトーンが出た。

悔やまれるのは、時間をかけられなかったので、RCペーパーという、樹脂コートされたものを使ったこと。

それまで2号なんか使ったことがなかった。
高校の時には、硬いネガを3号に焼いてた。
それから考えると、ボヤボヤ・・・という感じ。
でも、ちゃんとトーンが出てるよ、というのが「大人の目」という感じ。

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はたして、モノクロは完全に「趣味の世界」に突入した!
道楽と言っても良いかも知れない。

モノクロは、お金がかかる・・・ようになった。
そうなってしまった。
ならば、その世界に没入しよか・・・と思う。

コロナ騒ぎが落ち着いたら、まず、父が残したローライを直す。
コレで撮ったモノクロの良さを活かして撮りたい。
ダイアン・アーバスは、当然ローライだろうと思っていたら、実はマミヤだったけれど、父のローライを持って旅にでも行きたいものだ。

先日亡くなられたことを知った写真家の原芳一さんの写真展で聞いた、氏の「フィルム、撮りましょうよ〜」という言葉を思い出している。

引き伸ばし機もチェック。
今も売ってることは売ってるが、トンデモナイお値段になってるので、なんとか、いにしえのを使いたい。
危なく無くなりそうだった、マルチグレード印画紙用のフィルターも買った。

印画紙も、バライタ紙にしたい。
四ツ切か、六ツ切に統一して、キチンと焼けるようにしたい。
デジタルのモノクロとの差別化は、ここににあると思う。

粒状性が悪くなったという「評判」のトライXも、逆に良いかも知れない。
アンリ・カルティエ・ブレッソンみたいな写真が撮れるかな・・・?


「夢は枯れ野を駆け巡る」・・・・








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この記事へのコメント

タロウカジャ
2020年06月14日 12:11
モノクロフィルムの自家処理を数年前検討しましたが、デジタル処理に慣れてしまったことも理由の一つですが現像液の処分方法と体力を考えて断念しました。引き伸ばし機や現像等の道具は昔のまま置いてあります。そのまま粗大ごみになりそうです。
ベッサーR2Aをお持ちの様で、いいものを持っておられますね。
三日ボーズ
2020年06月14日 13:29
フィルムの現像は、35mmは、渡部さとるさんがされてるように、ラボに出そうと思ってます。ブロニーのフジのは自分でやろうか、と。

プロント用紙も良くなった今、印画紙に自家プリントする意味はあるのか?
・・・という感じもします。
どうせ、死んだらゴミになってしまうのはわかりきったものですが、自分の楽しみとしてしばらく復習したいと思ってます。

ベッサ、安い時に買ったという感じです。
今、ベッサも、マミヤ7も異様に高騰しています。
ベッサも、ライカ並みで。
売ってる時に買いましょうよ〜、という感じ。
マミヤもベッサも、関係者は「なんだかな〜」でしょうか?

ひるのいこい
2020年06月15日 19:38
ミクロファイン D-76の2倍希釈 うっ 頭が…。
確かにうちの高校でも、他の人はトライXだとか 時間もったいないから
パンドールが基本とか…。 高校の時って陸上部などの応援写真とかが需要あるからASA1600にあげてとかやってましたね。 かくいう私も高校時代はプラスXでしたし。 大学入ってバラ板の楽しさ覚えて イルフォードFに月光2号
(粒子見えねぇ(笑い)とかで遊んでましたっけ。 当時は長巻き36*25本取りで3000円少々。 それから比べると 高い趣味に戻ってしまいましたねぇ… 
三日ボーズ
2020年06月15日 21:56
トライXの100フィート巻き、調子込んで使ってましたっけ。
いや、経済優先か・・?
ネオパンSSのパトローネにトライX入れたり・・

さて、モノクロを撮るぞ〜!・・・と言っても、何を撮るのやら?
15くらいの時に始めた現像・引き伸ばしですからね〜、原点みたいなもの。
それをもう一度やってみたい、というか、やっておきたい。
そんな感じでしょうか?
油注し
2020年06月16日 20:40
油注し
2020年06月16日 21:02
思い出しました。ネオパンSSに入ったXXを使っていました。
学生の時スピードライトが買えない、でも暗いところで撮りたい。増感と書いてあるので、バス停にある小さなカメラ屋というより写真材料店に相談した。Kodac TXをASA1600で撮ったら増感してくれるという。
写っていた。
2度目に行ったら 感光剤が同じXXの詰め替えの方が安いという。増感現像してもらった。
3度目に行ったらD76で増感現像できる。タンク一式買ったのが始まりでした。
結婚式など暗いところを撮って感謝されました。
卒論の写真は自分で焼けと言われ、プリントも覚えました。
いつの間にか一式揃いました。毛布をかぶってやっていたので、最後に買ったのがダークバックだと思います。便利でした。
期限切れの薬剤や印画紙を捨てたけど、タンクや延し機はあるはず。使うことはないと判っていても捨てられない。
三日ボーズ
2020年06月17日 12:29
結構「経験者」がいらっしゃいますね〜

今や、消えゆく文化、のよう。
でも、100年前の写真が残っていたり、災害でパソコンがやられても、パソコンではなくプリントした写真は助かった、という話を聞くと、一番良いのはモノクロプリント、ということになります。
まあ、そんなに残してど〜すんだ?!そんな価値ね〜べ・・・という議論は置いといて。

パソコンではない「質感」なんでようかね?、求めるものは・・
油注し
2020年06月19日 20:49
パナトミックXは使わず、ネオパンSSをD76希釈現像していました。

正しいかどうかわかりませんが、次の様に呼んでいました。
XXXは、TX トライ・エックス
XXは、WX ダブリュ・エックス
実は、「TOYOTA 300GT XX」が発売された時、ダブリュ・エックスと言ったら、「スープラ」だと言い直されトウシロウと見られたのを思い出したので。
三日ボーズ
2020年06月20日 09:21
パナとミックは懐かしい名前。使ったこと無かったですが。
X、プラスX、トライX・・・トライがTRYではない、ということに気がついたのは中2の夏だったか・・・(^o^)

フジは、S、SS(エスエス)、SSS(スリーエス)で、トリプルじゃないんかい?!・・・・は、『銀河鉄道999』が「スリーナイン」というなら「3 9」じゃんか?!
・・・とツッコミを入れた大学2年の夏だったか・・・(^^)