葬儀の準備

法要を取り仕切る役を「奉行」という。
鍋奉行とか言うのと同じ、ね。
それを仰せつかって、身を削る思い。
承仕(じょうじ)という、法要の小間使いみたいな役と、受付の役の人に集まっていただいて、明日の通夜、続いて葬儀という所の打ち合わせ。
どちらの役も、ここんトコ何カ所かの葬儀をやってるお馴染みのメンツなので、私なんかより、要領を得ている感じで、安心して任せられる。
・・・というか、任せた方が間違いが無い!

91歳のおばあちゃん。
多分、1〜2回くらいしか顔を合わせてはいないと思う。
前の住職が亡くなって何年経つ?
晩年は、認知症も進んで、大変だったそうな。
出来るかぎり住職が家で面倒見ていたけれだ、在るとき、とんでもない所まで歩いて行ってしまい、以来、施設入居を考えたとか。
「看取り期」とかになっても、毎日、プリンなどを食べさせていっていたとか。
やさしい、お母さん思いの住職のことも、分からなくなってしまったらしいけれど・・・
住職の奥様も大変だったろう。
ウチも大変だ。

さて、あと二日、お役目に頑張ろう・・・
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