最後の『日本カメラ』

東風吹かば
古き花びら飛び去りて
『日本カメラ』の
歴史をも閉じ

【意味】
花散らしの風にも残った桜の花びらが、春の嵐でみんな散ってしまった日に、
あたかも去りゆく老兵のように『日本カメラ』の歴史も終わってしまったんだなぁ〜〜

R0008113.JPG
最後の『日本カメラ』をアマゾンに入れたら、ちょい早めの18日到着。

最後の『日本カメラ』は、とにかく愛おしく、1ページ、1ページを味わって読む。
よい編集をしているな、と思う。
こういうテイストが無くなってしまう、というのは、残念で仕方が無い。

R0008117.JPG
かつて『カメラ毎日』が無くなったとき、写真の芸術性を語る雑誌が無くなった、というように感じた。
『アサヒカメラ』や『日本カメラ』は、商業誌という感じがしたのだ。

『アサヒカメラ』と『日本カメラ』とでは、『日本カメラ』のほうが「アマチュア寄り」という感じ。

やはり、巻頭の写真が、今、あるいは、これから展示されるような注目すべき写真として紹介される。
これが、大いなる刺激となる。

先ずは機材を見て、どうやって撮るのかを考え、試してみたりする。
そうやって、引き出しにどれだけ見本を仕舞っておけるか?・・・というのが、いわゆる「腕」というものに関わってくるんだと思う。

写真界の「今」を知るという意味でも大きな存在だった。

R0008116.JPG
残ったカメラ雑誌は、みんなデジタル専門、風景専門、アイドル重点・・・というような物だったりする。
これは、つまらなくなりそうだ・・・・

R0008115.JPG
そもそも紙媒体というものが成り立たないような風潮になってしまったけれど、ホントにそれで良いのだろうか?

文化的観点から抗うべき必要性があるようにおもう。

かつて、オートバイのトライアルの専門誌『トライアル・ジャーナル』誌が、直販という形で、今に至って存在し続けているように、誰か、有志が集まって、写真文化を守るような雑誌を作れないものか?!

R0008118.JPG
『月刊カメラマン』の時もそうだったけれど、編集後記の段階で「次が無くなる」ということは考えていなかった、ということだ。
 まあ、良く考えれば、営業方面はギリギリまで頑張ってた、ということなんだろう。

R0008119.JPG
コロナが落ち着いたら、ここに行って写真集の相談をしようと思っていたのだった。
どうしよ・・・

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 3

驚いた
ナイス
ガッツ(がんばれ!)

この記事へのコメント

ふく
2021年04月18日 14:40
ご無沙汰です。昨年年末に夫の父が他界して、あっという間にお彼岸がすぎ
私の父も他界して5年が経ち。来年は七回忌です。
本当にあっという間に、時間が経ってしまいました。
三日ボーズ
2021年04月18日 14:46
時は否応なく過ぎてゆき、
存在し続けると思った人も、物も、いつしか無くなってゆく・・・

ワタシが買ってくるのを待っていて、渡すと嬉しそうに読んでいた『日本カメラ』もなくなると、父の思い出も、1つ無くなる気がします。
寂しいことです。
007
2021年04月18日 19:34
本屋に”写真集の造り方”の指南本は売ってない?ようですね、、、。

小生は仕方なく自己流で三部作を刊行しましたが、、、
四部作目は如何しようかな?と色々考えています(;^_^A、。
三日ボーズ
2021年04月18日 20:20
写真集は、印刷会社等の規格に合わせるというのが厄介な気がします。
しかし、そうでないとお金が掛かりすぎるので、仕方ないのかも知れません。
日本カメラのだと、融通が利きそうだったのですが・・・
タロウカジャ
2021年04月18日 22:19
紙媒体の出版文化が変化しているのでしょう。
すでに街から書店がどんどん無くなっています。
足腰の弱くなっている業界のとどめが新型コロナですか。

三日ボーズ
2021年04月18日 23:51
雑誌の広告というのが、ほとんど機能しておらず、人の関心は、ほとんどがネット。
メーカーも、雑誌広告などよりYouTuberに機材を貸し出すようになって、ネットの力の強さを実感しているようす。
紙媒体の衰退はバブル崩壊と共に始まってました(雑誌のスクラップアンドビルド等)が、ここに来て、瀕死の状態になってしまったという感じです。
ひるのいこい
2021年04月19日 08:57
あの「枕になった」オートバイ誌が今あの厚みですから。
日本カメラも段々秤量の軽い紙になってきて裏写りが気になる頃から
「苦しいんだろうな」とは思ってましたが。

 今後カメラ情報などの発信 品評はネットに移行する場合,一つ問題があるのは今まで以上に「バイアス」がかかる可能性あることでしょうか。工作員 ステマ 信者様が跳梁跋扈するのだろうなと…(まぁ,書籍媒体でも広告掲載されて著者の趣味嗜好に負うから似てるかもしれませんが 校閲する者やクレジットつきの記事は重いとおもいますので)

… どうも元2ちゃんコテハンである私は, ネット情報を疑ってかかる癖があるようです(苦笑)…
三日ボーズ
2021年04月19日 09:16
どちらかといえば『日本カメラ』の方が先にダメになるんじゃないかと思っておりましたが・・
とにかく、巻末の広告が無くなってきて、薄くなって、ヤバイ、って思ったですが、『コマーシャルフォト』なんか、真っ先に無くなりそうですが、まだありますね〜。
あれも、バブルの時には、分厚くなってましたが。
バイク雑誌も、ね〜。
久し振りに上野を歩いていて、あれほどの栄華を誇ったコーリンとかが、影も形も無くなってしまって・・・ですもんね〜。
寂しい限りです。

ネットの情報は要らない情報が多すぎて、必要なものが見当たらなかったり、隠れてしまったり、買ってもいないのにネガなインプレしたり、無責任なのばかりですからね〜
見る方の見極めが必要。
雑誌の提灯記事は、ある程度節度があったですからね。

ネットの時代だからこそ在るべき紙媒体の姿、というのが在りそうなきがしますが・・・
三日ボーズ
2021年04月20日 11:08
あ、これ、去年のだった・・・
(^o^)