コロナとマスクと・・

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ついに、栃木県も緊急事態宣言となってしまった。
初めは、茨城が多くて、次いで群馬だった。
茨城は、南部あたりが東京との接触があり、群馬は太田市とかで外人さんの感染から始まったが、どちらも落ち着いてきたが・・・

ここへ来て、栃木が急に増えだした。
おおよそ、半分が宇都宮。人ごとでは無くなってきた。

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今、手元に、新型武漢コロナウィルスに関する文書がある。
昨年暮れに聖マリアンナ大学客員教授の中村俊夫先生が、書かれたものである。

新型コロナウイルス感染様式として、接触感染および飛沫感染が重視されているが、国立病院機構仙台医療センター臨床研究部ウイルス疾患研究室室長の西村秀一氏が「新型コロナウイルスは空気媒介感染によって伝播される」と、第61回日本臨床ウイルス学会で指摘されているそうだ。
そして、厚生労働省のアドバイザリー・ボードが示している「マイクロ飛沫感染」という造語は非科学的であると完全に否定した。


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さらに、鼻腔粘膜への手指を介したSARS-CoV-2の接触感染について、西村氏は「通常、手指が触れる範囲は鼻前庭に限られるが、そこは組織学的には粘膜ではなく鼻毛も存在するような皮膚で、ウイルスの侵入は難しい。さらに奥に挿入してもようやく粘膜に届く程度で、感染効率は極めて悪いはずである」と説明した。
しかし、SARS-CoV-2の感染経路として接触感染がことさら強調されている。シミュレーションモデルとして、SARS-CoV-2に見立てた大量の蛍光塗料を手に塗布し、接触によって塗料があちらこちらに拡散してゆく実験映像がしばしば用いられる。
これについて西村氏は「手指に付着した活性を持つウイルスが、あのような極端な多量であることは考えられず、非現実的である」と延べ、蛍光塗料を用いた実験は素人によるミスリードだと断言した。


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ヒトのくしゃみを高速度撮影すると、極めて短い時間における飛沫の動きが見える。
①重力で短時間に放物線運動で落下する大きな飛沫
②長い時間をかけてゆっくり沈降するより小さな飛沫
③粒子径が小さく最初から空気中に浮いてエアロゾルとなっているより微細な飛沫

①の大きな飛沫を吸い込むには、極めて短時間かつ掃除機並の吸引力または逆立ちの姿勢を取る必要があり、例外を除いて殆ど寄与しない。
③はもとより②であっても空気の流れに乗れば落下せず、これらの浮遊している飛沫を吸い込む経路での感染が空気感染で、ウイルスを含む粒子に注目すれば、エアロゾル感染である。

SARS-CoV-2の空気・エアロゾル感染の可能性が考えられた例として、窓を閉め切った室内で30人が会議をしてSARS-CoV-2に感染した例、中国・湖南省の長距離バスで発生したクラスターで、COVID-19患者から4.5m離れた座席にいた乗客が感染していた例、中国・広州のレストランでの感染では、空気の流れに沿ったテーブル席の客だったと言う例などなど・・・

そのため世界各地の研究者らは、空気感染対策を講じないかぎりSARS-CoV-2感染拡大に歯止めがかからないとして、WHOに対策の見直しを求めた。
その結果、WHOは、SARS-CoV-2が換気の不十分な環境下での空気感染であると言及するに至った。


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しかし、日本の専門家らは、SARS-CoV-2が空気感染すると認めることをかたくなに拒んでおり、西村氏は「前述のような実例を説明するために、3密の概念を提唱した」と指摘した。
されに、あくまで空気感染することを否定しようとする厚労省のアドバイザリー・ボードは、言葉を「マイクロ飛沫感染」に替えてOVID-19の流行がマイクロ飛沫感染だということに終始した。

マイクロ飛沫感染とは「微細な飛沫である5μm未満の粒子径が、換気の悪い密室等において空気中を漂い、すこし離れた距離や長い時間において感染が起こる経路」であるという。また、マイクロ飛沫感染は、長い距離でも感染が起こりうる結核菌や麻疹ウイルスで認められる空気感染とは異なる、とわざわざ付記している。

これに対して、西村氏は用語の誤りを指摘した。
空気中に存在する全ての粒子を指す用語がエアゾルで、飛沫、飛沫核、のいずれもエアゾルである。
このエアゾルを吸い込んで感染することをエアゾル感染、空気の流れに乗って浮遊するエアゾルを吸い込んで感染することこそが空気感染である。
エアゾルに粒子の定義は無く、大きさ問題なのではない。
5μm未満または以上であっても空気の流れに乗って漂っていれば、その空気を吸って感染するリスクが生じる。


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西村氏は「SARS-CoV-2の感染経路に空気感染またはエアゾル感染が関連する意義は大きく、それが主な感染経路であることを素直に認め、それに基づいた対策を真摯に立てて行くべき」と訴えた。

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なぜ、マスクを着ける必要があるのか?

インフルエンザなどの「発症した後から周囲に感染させる」呼吸器感染症とは異なり、新型コロナは発症する前の無症状の時から人にうつしていることが明らかになってきました。
発症前に感染のピークがあることが特徴です。

インフルエンザでは咳やくしゃみなどで発声する飛沫を介して感染すると言われていました。
新型コロナは、咳やくしゃみなどのない無症状の時期にどのようにして広がるのでしょうか?

ある実験によって、会話によって発生する飛沫を調べたところ、会話の中でも例えば英語の「th」の発音の際に多くの飛沫が飛んでいることが分かりました。


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しかし、マスクを着用すると、殆ど飛沫は飛ばなくなります。

通常の会話の中でも飛沫が発生し、特に大声を出すと暇つっが大量に遠くまで飛んでいることが分かり、咳などの症状が無くても感染が伝播しうるものと考えられます。

このような背景から、コロナ以前の時代には、咳やくしゃみなどの症状のある人にマスク着用が推奨されていたのに対し、Withコロナ時代には症状の有る無しにかかわらず屋内や人との距離が保てない環境では全ての人がマスクを着用する「ユニバーサルマスク」という概念が急速に普及してきました。

日本は、元来インフルエンザシーズンには無症状のヒトを含めてマスクを着用する光景が見られていたことから、このユニバーサルマスクという考えには比較的抵抗がないのではないかと思いますが、こうした習慣のない地域はいまだにこの考え方に抵抗のある人も多いようです。

このユニバーサルマスクという考え方は新しいものであり、提唱されたジテンでは十分な科学的根拠がありませんでした。
しかし、コロナの流行から半年以上が経ち、ユニバーサルマスクに関するエビデンスも集まってきました。

4月と5月に米国の各州がますく仕様を義務づけたことの影響を調べた研究では、マスク着用の義務化によって新型コロナの患者数が1日辺り最大2%減少したと推定しています。これは、45万人もの新型コロナ患者を減少させたのでhないかと推計しています。
また、習慣的にマスクを着ける国、政府がマスク装着を推奨している国では、週ごとの人口比での致死率の上昇が他の国に比べて4倍低かった、とのことです。


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中国の北京では124家族335人を対象としたコホート研究では、家族内の誰かに感染者が出た場合に、新型コロナを発症した人が症状が出る前からマスクを着けていた場合は、家族への感染を79%減らしました。
ただし、発症後にマスクを着けても家族への感染は減らなかったそうです。
家にいる時もマスクを着けているというのはさすがに日本では馴染まないと思いますが、特に抵抗がないという方は着けてもよろしいかと思います。


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マスク着用は感染を減らすだけではなく、感染した場合でも重症化しにくくなるのではないか、という仮説もあります。

動物実験では、最初に曝露するウイルス量が多いほど、その動物は重症化しやすくなることがしられています。
マスクを着用することで曝露されるウイルスの接種量を減らすことができれば、新型コロナに感染したとしても重症化が防げるのではないかという説があります。

新型コロナウイルスを感染させたハムスターと、感染していないハムスターを直接接触できない同じ環境に入れて、感染が成立するかどうかを検証したところ、どちらもマスクをしてイナ蹴れば、15匹中10匹(66.7%)で感染が成立したのに対し、感染していないハムスターがマスクを着けていたら12匹中4匹(33.3%)、感染したハムスターがマスクを着けていたら12匹中2匹(16.7%)に感染したということで、マスクに新型コロナウイルスの暖波の予防効果が示されたものです。
また、通常ハムスターが新型コロナウイルスに感染すると重症化することが多いのに対し、マスクを着けて感染したハムスターは軽症であったことも報告されており、予防効果だけでなく、マスク着用によって曝露するウイルス量が減ることで、重症化阻止効果もある可能性が示唆されています。


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あの、蛍光塗料の付いた手で触れた所が光ってる絵柄はミスリード、アカンやつだったのね。
やっぱり新型コロナは空気感染か。
これを強く言っていれば、食事の時の会話で移る、ということを徹底できたのに、と思う。
さすれば「Go To 〜」で、お気楽気分にさせた罪は重いと思うな〜、やっぱ。
食事はしても良いんですよ、話さなければ。
そういう意味で、お酒はダメ、ゼッタイ!・・・ってことですよ。

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梅は、霜を被りながらも、まもなく訪れる春に向けて、つぼみを膨らませている。

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