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zoom RSS 時代はデジタル写真?

<<   作成日時 : 2008/12/12 16:39   >>

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久しぶりに詰まらない編集記事を見た思いがする。
『Pen 12/1 No.254』の特集「新たな創造性を求めて、デジタル×写真術。」
タイトルからしてよく解らない。雰囲気だけでつけた感じ。

特集の扉の文章・・・
「進化したデジカメは、銀塩に劣らぬ味わいを獲得し・・・」
「写真家たちは、銀塩時代と変わらぬ美しい写真を撮り続ける一方で、創造力あふれるツールとしてデジタルを駆使し・・」
・・・結局デジタルと銀塩を比較してどっちがいいと言っているのか解らない・・・

「われわれは、その変化の正体を探るために、日本を代表する写真家をたずね・・」
・・・というには、人選がおかしい。
デジタルの必然性が感じられない写真家ばかり。
結局、編者の人脈の限られた中での安易な選択のよう。

そして、こう締めくくる・・・
「デジタルと銀塩を比較して語ることに、もう意味はない。知りたかった<デジタル写真そのもの>をめぐるすべてを、ここに明らかにしよう」
・・・って、全然力不足なんですけど。
・・・ほんと「言うだけ」だねぇ・・・

そう言いつつ、デジタルと銀塩(嫌な言い方だ)を比較してデジタル有位を語る愚かさ。

冒頭に紹介する写真家・東松照明氏の写真など、まったく「デジタルの必然性」が感じられない写真であって、これを筆頭に持ってきてデジタルを語るのはおかしい。
他の写真家も、デジタルを語るに相応しいか甚だ疑問である。

結局、後ろ半分はカメラや機材の紹介。
最後の2ページは・・・
「デザインで選ぶ、8つのツール」「デジタルを使いこなす10の撮影術」・・・笑った。

何とも中途半端。もともと中途半端な雑誌だったのかも知れない。

こういう「物紹介」は雑誌編集の穴埋め。結局「物」で終わる。
私も、以前、編集をしたことがあったが、息切れすると物・見せ・人の紹介になってしまったりする。
その気持ち、実はよく判る。

この特集、結局大上段に振りかぶった割には・・・結局特集で何をやりたかったのか?
機材なんて、ここで取り上げなくてもいいことなのに。

結局、編者は、写真に関しては、雑誌に使われるファンション的なものしか知らず、恐らく身の回りにいたのはそんなカメラマン。文章を寄せている日本写真芸術専門学校講師の選で、写真家を数名取り上げただけで、他に知るよしもない、というところか?
もしかしたら、ファッション的に「GR」なんかで写真を撮っていても、写真を撮ることに愛着はなさそうな人物が組んだ特集。無惨なものだ。

こういう形で写真を語ってもらいたくない。
編集の力の無さは意外に表出するものなのだ。

今、チョット編集中のものがあるので、つい隣の芝生が気になってしまうのだ。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
御意!、。

銀塩とデジタルを同列にて比較するおバカさんは、居るものですね。
所詮カメラメーカーの回し者、写真の素晴らしさを解っていない人の考え。

「RB67Pro−SDで撮影したポジ観たことねえなぁ!
スッゲエーんだから!」と言いたいです。

写友の婚礼撮影プロと会談にて、日頃デジ一で仕事してるのに、「デジタルなんか写真じゃない!」と発言には驚いた。
彼は最近、EOS−1Vを購入したが、プライベートで良く鉄道を撮る。

雑誌の写真投稿掲載数は私よりもはるかに多い!
数少ない、休日でも写真を撮るプロである。

デジタルなんて、所詮、商業用使い捨て写真画像である、と言えます。

studio ken
2008/12/12 22:36
デジタルで仕事をするカメラマンが、プライベートではフィルムを使ってるというのはよく聞きますが、フィルムで写真を始めた人は、フィルムを使っていた時の気持ちを忘れたくないというか、味わいたいと思うのでしょうね。
婚礼写真は、私もよく撮りますが、これが仕事となると、ちょっと・・・失礼ですが、写真を撮る喜びからは外れてしまうような・・
お友達の「デジタルなんか・・」の声は、デジタル=仕事で撮らなきゃならないつまらない写真!という意味合いも加味されているように思えます。
プライベートで撮る鉄道写真でバランスを取ってるんでしょう。ガス抜きでしょうか?
デジタルを否定するわけでなく、これからドンドン撮ってゆこうとは考えてますが、キッチリ使えればやはり、まだまだフィルム!だということですね。
我々は・・・。
三日ボーズ
2008/12/13 15:21
おはようございます。

今回の件、かなり私の心に引っ係り、もう一人の写友と会見した。
彼は、交通事故等の現場写真撮影を県警より直に依頼されているプロである。
勿論、その他の撮影依頼も引き受けるが、。

その彼曰く、「デジタルは画像であり、・写真・とは呼ばない!」、と。
つまり、デジタル写真でなく、・デジタル画像・、と云う訳。

フイルムを用い、カラーと白黒と、双方で確実に記録する。
24時間体制でもあり、かなりハードだ。
水没車両はボンベ背負いニコノス取材、お手伝いは丁寧にお断りしている。
小生は根性無しにて。

便利です、確かにデジタルは、否定はしません、。
二人の写友との出会いは、「写真集を売ってくれませんか?」と云うセリフで始まったが、ありがたい事と思います。
原稿にフィルムを使い続ける小生の行動に賛同していただいています。

ところで、和尚殿自身のセルフ画像を拝見し、気になっていたことが、、、。
武道の心得ありますか?、・絵・から独特の・気・を感じるのですが、。
studio ken
2008/12/14 07:07
えー、武道の心得はありません。アレは仮面ライダー1号の変身ポーズでして「気」が感じられたとしたら誠に嬉しい。きっと「藤岡弘、」の「気」が乗り移ったのかな?と思います。

デジタルは「画像」・・なるほど。
実体があるようでない。デジタルに今ひとつのめり込めないのは、ネガ!が存在しないという「不安」かも知れません。

それにしても、事故写真などが「外注」されていたことは初めて知りました。全部警察で撮っているのかと思ってました。警察の写真はデジタルにはなりそうもありませんね。
さぞ凄惨な現場も経験されているでしょうね。
婚礼写真と、事故写真・・・どちらも「仕事」にされるのは大変なことだと思います。
片一方に「趣味」の写真をやらないと、バランスがとれませんね。
三日ボーズ
2008/12/14 09:15

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