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zoom RSS プロカメラマン・・・って言っても、ピンキリ

<<   作成日時 : 2010/07/21 08:47   >>

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「価格.com」の、ペンタックス645Dの所で、ピントがズレた持論を展開している「困ったちゃん」がいる。「デジさん」というのだが・・・・

その彼のブログに面白い記述があった。
http://blog.goo.ne.jp/digitalphoto-lj

・・・・以下引用・・・・

ネット掲示板で時々、自分はプロだと名乗るやからが出てくる。
もちろんあくまで自称である。
本名を公表しているわけではなく、単にプロだと言っているだけだからである。

本当にプロかどうかも分からないし、どういうプロかもわからない。
そもそもプロ野球選手とかJリーガー等と異なり、写真のプロにはスカウトもプロテストもなければ資格審査もない。
写真のプロは、誰でもプロを宣言した瞬間にプロになれるのである。
つまり仮に私が今からプロだと名乗ればプロになれるのである。(名乗らないが)

ということは、プロというのが本当だとしても、別に写真が上手い必要もなく、機材に精通している必要もない。
仕事がなくても収入がなくても、プロだと言い張ればプロなのである。

・・・・引用終わり・・・

いつも自信満々なのだが、これは特に論理が崩壊している。

余程、プロというものにコンプレックスがあるのだろう・・か。
まったく、世間知らずにも程がある、というものだ。

「自称プロ」というのは、単に、ネット上の書き込みでプロと偽っているということだろうか?
この「デジさん」という男が、何を以てプロと思っているのか分からないが・・・・
雑誌などに、華々しく作品を掲載していたり、雑誌の表紙を飾ったり、写真集を売ったりしているカメラマンが「プロ」ということだろうか?

職業にしているか、金銭をいただいているのが「プロ」だろう。
簡単なことで、仕事として写真を撮っているかどうか?ということだ。

>私が今からプロだと名乗ればプロになれるのである
・・・・というのはプロに失礼な話しだ。


余計なことだし、あまり個人攻撃はしたくないが・・・・あまり偉そうなので言わせていただく・・・

この「困ったちゃん」の写真を見ると、アマチュアといっても素人に近い者が撮影会で撮った写真、という感じの物ばかり。
やたら、画質が画質が・・と拘りを見せても、この写真じゃ「コンデジでいいんじゃね?」というレベル。
今時、コンテスト付き撮影会だって、こんな写真じゃ入賞もしねーよ、というレベルである。
プロに対するコンプレックスがあるようだけれど、この写真群を見る限り、写真を見る・撮る意識はズーッとアマチュアな感じがする。


閑話休題・・・・

プロと言ったって、カッコイイ訳じゃない。

警察の鑑識は、カメラマンである前に警察署勤務が前提なので、プロカメラマンとは言えないかも知れない。

しかし、結婚式の所謂ブライダル・カメラマンも立派なプロ。
写真店の経営者だってプロ。
印刷屋でスーパーのチラシ用の洗剤の写真を撮っていてもプロである。

辛く悲しいプロもある。

私も、版下屋として独立したときに、写真も撮っていたから、プロカメラマンだったことがあったと言えるかも知れない。

その時の自分が、例えばネットの書き込みなどに「一応プロだけど・・」と言って書き込むとしたら、それは些か自虐的なニュアンスも含まれているのかも知れない。

例えば「2ch」や「価格.com」などに、アマチュアがアレコレ書き込んでいるのを見て・・

仕事で撮っている者の視点で意見をするとしたら・・・

「プロと言っても第一線のプロではない」という気持もあると思う。
しかし、それぞれ仕事として写真を撮っている者の、例えば道具に対する視点は、アマチュアとは違うものがあるだろう。そういう視点でコメントする意義はあると思って、意見するに違いない。

自分が、依頼仕事で写真を撮っている時に、プロであることを一番意識したのは、撮った写真が手元に残らない、ということだ。

1カットいくら、と決めておく。当然フィルム代も現像代も入れて、それを請求する。
一応現像は自分で手配して、仕上がりをチェックして、ポジを全部渡す。

著作権の無い仕事である。
著作権を主張したくもならない仕事である。
「作品」ではない「仕事」である。

格好良く言えば「アートディレクター」という者がいる。
その人がデザインしたラフの通りに写真を撮るのが「仕事」なのである。

基本的な写真の内容・構成を私がするわけではない。
私は、そのアイディアを、如何に実際の写真にするか?・・・という写真を撮る技術が要求されているわけである。
だから、自分もそれを作品とは思わない。

メジャーな雑誌の記事などでは、そういう場合でも(社外のスタッフを使う場合などは)ちゃんと「写真 ○○」と名前が入ることが多い。
それは、お互いの仕事をしてゆくための約束事のようなもの。

「どういう仕事をしてきたか」という、売り込むときの材料にする。
「どういう仕事をしているか」ということを見て、他から依頼が来る場合もある。

でも、広告などの場合は専門雑誌でも見ないと、カメラマンは分からない。
その作家が撮ったということを売りにするような場合でない限り、広告写真にカメラマンの名前が載ることはないのが普通。

一度、自転車のレースを撮った写真で写真展をやったことがあったが、当時自転車の輸入をしていたヤマハさんから「写真を見せてもらって、もし、良いのがあったら買います」と言われたことがあった。

「そういうことはしていません」と突っ張ってしまったが・・・
作品として、残しておきたいという気持が一番にあった。
プロとして撮るのは、ツマラナイ、とその時に思ったのだ。

写真を売る、といえば、写真をプールしている会社がある。
印刷屋時代、特別にカメラマンに依頼して撮る程でもない、出来合いの写真を見て使えそうな物を探す、通称「借りネガ」というのもある。

そういう、印刷物に使えそうなイメージを予め想定した写真を撮ってプールしておく会社に売り込んだり、契約して写真を売るプロもいる。

学校の卒業アルバムの写真を撮ってるプロも大変そうである。

そういうプロは、撮る写真の量もハンパではないだろうから、機材に対しては一家言あるだろう。
そういう人の機材に関する意見は貴重だと思う。


私がそんなプロだったら、多少得意気に、でもちょっと自虐的に書き込んだりするかも知れないなぁ・・・
「2ch」などは、90%以上が無駄な情報だけれど、中にプロが語っている有用な情報があったりする。
それを見つけるために「2ch」の砂漠を歩くこともある。

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
一般的に、自分が観て良い写真ならば、プロだろがアマだろが関係無い!、と思います。
プロでも変テコな写真を見ます、、、良いモノは良い、悪いモノは悪い、
鉄道を例にすると、表に出るプロを目指すとなると、・世襲・または・派閥・に属している必要があり、上手いだけでは阻止される、、、
下手でも前記条件を満たせばプロデビューは可能、と聞いています。

小生は撮りたい被写体を、撮りたいように、自由に撮る、訳で、
アマチュアで結構です。」
studio-ken
2010/07/21 10:36
プロと聞くと、単純にそれで生計をたてている。
という印象です。
ですから、私としては、プロという言葉を聞くと、まず、自営という言葉が思い浮かびます。

納品書を書いたり、集金したり、営業したりという周辺的なイメージを想像します。私はカメラや写真のことはまったくわかりませんので、作品や機材の技術的なことより、そちらの能力に感心します。

プロというのは自分自身の限界をしっていて、その限界と顧客の要望をすりあわせながら、常に一定の品質をあげられる技能を持っていることが必須ウだと思いますので、自分自身の作家性と実際に撮影しているものとの隔たりの間でほどよい妥協点をみつける柔軟さをもちあわせていなければ、仕事はまわらないでしょう。

というわけで、プロと言った時点でプロになれるという発言には必死になって仕事をとって、こなしている方々のことを考えると、涙がでそうなくらいさびしい発言ではないかと感じます。

もっともプロと聞いてどんな状況を想像するかはひとそれぞれだと思います。要は想像力の問題なのではないでしょうか。
ミミクリねずみ
2010/07/24 08:37
F1など国際レースを追いかけ、経費で世界中を旅したり、ドライバーと仲良くなったり・・・
可愛いアイドルの写真を撮ったり、仲良くなったり・・・
素敵な女優を脱がせて写真を撮って、仲良くなったり・・・
サッカーの写真を撮って、選手と仲良くなったり・・・

・・・こんなトコでしょうか?

こんな夢のあるプロもいれば、非常に現実的なプロもいる、ってことですよね。

そういえば、現在、デジカメで簡単にある程度の写真が撮れるようになったので、編集者でもちょっとした写真を撮っちゃったり、チラシの洗剤の写真なんかは「プロ」の技術は要らなくなってしまっているのでしょうね。
三日ボーズ
2010/07/24 09:19

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