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zoom RSS 何でフルサイズ一眼なの?

<<   作成日時 : 2013/01/20 13:28   >>

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こりゃ、フルサイズ一眼を買って、自分の目で確かめるしかない?・・という感じがしております。

「価格.com」とかを見ていると「フルサイズセンサーは解像力が高い」と思っているコメントが大多数。

これが、よう分からんのです。
同じ画素数でも1画素の面積が大きくなるフルサイズが、APS-Cやマイクロフォーサーズよりも高感度の性能が良いのは確かですが・・・

解像度が違うということが、本当ななのか・・・フルサイズを持っていないので分かりません。

まず第一に、解像力の評価の基準が「ピクセル等倍」になっているということ。
この考え方がそもそも間違っているように思います。

例えば、今月発売の『月刊カメラマン』に「笑うのはフルサイズ?それともAPS-C?」という特集があって・・・

「解像描写力に関しては、センサーサイズよりも、画素数や画像処理エンジン、ローパスフィルターの有り/無しによって違ってくるということは知っておきたい」と但し書きをしながら、やっていることは・・・

・フルサイズ・・EOS6Dー2020万画素
・APS-C・・・・EOSKissX6iー1800万画素
・APS-C・・・・EOS7Dー1800万画素

これを比較して「6Dが圧倒!画素数、画像処理エンジン、レンズの描写性能の違いか!?」とか言っていて、まったくテストになっていません。
カメラ雑誌が未だにこんなことを言っているのか?という驚きがあります。

また・・・

同じ2430万画素でセンサーの大きさが違うソニーのα99とα77とを比較して・・・

・α99・・・2430万画素
・α77・・・2430万画素

これを画角を揃えて撮って、同じ範囲を比較しています。
ピクセル等倍でなく、最終的に同じ大きさの写真としての比較になるのでしょうが、コレも落とし穴があって・・・
レンズは同じですが、絞りも同じ f 8 で撮っています。
f 8というのは、同じ画素数でセンサーが小さいα77の方だと「絞りすぎ」の感じがします。
これで回折現象によって解像度が落ちている可能性が高いAPS-Cとフルサイズを較べて「明らかにα99のほうが解像感が高い」と言っているのは、まったく困ったものだと思います。

それぞれに一番解像する絞りを見つけて比較しないと、センサーサイズの比較にはなりません。
記事には(レンズ性能と、新型の光学ローパスフィルターお違いによる可能性もあるが)と書いてありますが、このカッコ内の方が重要なのです。

解像感を見るなら、本来、この部分を追求するべきでしょう。

パソコンで見るのが基本になってしまって、ソコだけでの比較をしてしまって、最終的にどういう形で、どういう大きさで使用するのか?鑑賞するのか?・・・ということが大切なんだと思うのですが、その大切な部分が抜けて、みんなパソコン鑑賞で、しかも無闇に拡大して見ていたりする、という、写真としては異常事態ともいえる状況が問題なのでしょうね。

ローパスフィルターがどうあれ、センサーがどうあれ、画像処理エンジンがどうあれ、最終的に鑑賞する状態で解像感というものは決まるんだと思います。

パソコンによるピクセル等倍鑑賞(検査?)という、写真としては本来あり得ない見方が当たり前になってしまって、それが評価基準になってしまっているというのが一番の不幸だと思います。

レンズは焦点距離が長くなると、色収差とかが大きくなる、と聞いたことがあります。
ですから、フォーマットが大きくなるほど、同じ画角をなる焦点距離が長くなって、収差補正が大変になるということです。
マミヤの中判レンズなどは、その補正のために高価なレンズを使ったりしています。

昔から小さいフォーマットのカメラのレンズの方が、単位面積の解像力は高いのです。

中判のカメラ用のレンズは、35mmカメラより解像力は低く、中判レンズより、大判レンズはもっと解像力がありません。
昔も、レンズのそういったテストをする雑誌がありましたが、中判のレンズは、35mm判のレンズに比して「えっ?」というくらい明らかに低い数値でした。
それでも、フィルムに写る画像の大きさが、その分大きいので、それでも「画質は良い」のです。

ペンタックスの「645デジタル」が出たときに「大丈夫かな?」と思ったのを覚えています。
35mmより解像度が悪いレンズで撮ったものを等倍で見るということをしちゃったら「レンズがダメ」という評価をしてしまうのではないか?と思いましたが、ペンタックス645のレンズは35mmと同様の解像度があったということでしょうか? 文句はでませんでした。

フィルムの性能は同じですから、大判・中判・35mmのフィルムの、同じ面積を切り抜いて比較したら、その(レンズだけの)解像度は「大判<中判<35mm」となります。

逆に、使用する大きさが同じ場合は、フィルムサイズが大きい方が、拡大率が少なく、フィルムの粒子は同じですから、拡大率が低い方が粒子密度が高くしようするので、画質が良い、ということです。

ですが、それ以外にも、フィルムサイズが大きい方が画質が良いということに関しては「何か」があるように思います。
それが何か?ということがわかりません。
同じ画角で、8×5、4×5、ブローニー、35mm、ハーフサイズ、と撮り較べると、それは違って見えます。それは何なのか・・・?

画角と、焦点距離との、組み合わせの違いのようなものが画質に影響しているようにも思うのですが・・・分かりません。
・・・・これが「アナログ」なのかも知れません。

なぜAPS-Cというフォーマットができたか?という原点に帰ると・・・

そもそも、デジタル一眼レフを作る時に、今でもそうだと思うのですが、フルサイズのセンサーを一発で作ることができなくて、いきなりフルサイズを作ったコンタックスのデジイチは、フルサイズのセンサーを2回の露出で作ったといいます。
ふたつをくっつけて作ったわけです。

それと、レンズを流用する際に、周辺の画質がデジタルに不向きで、そこをカットするため、というふたつの要素があって生まれたフォーマットだったはずです。

デジタルがいくら進んでも、レンズは物理的なアナログの世界ですから、デジタルと同様の進化はできません。

レンズ性能は、フィルム時代に比べれば、デジタル専用設計になって、進歩しましたが、未だに、周辺性能などが追いつかないものがあるようです。

そこで、旧来のマウントにこだわりを持たなかった(オリンパスの一眼レフは一度廃絶したので)オリンパスが、過去の遺産を考慮せずに、ゼロからデジタルの理想型を考えた、というのが、フォーサーズだったわけです。

単純に物理的に比較すると、フルサイズのほぼ半分の大きさがマイクロフォーサーズです。
フルサイズのレンズの半分のレンズでいいはずですが、それよりも小さい感じがします。
その、より小さくするということのリスクを回避するために、マイクロフォーサーズのレンズは、収差の一部を残して、それをデジタルで補正する、ということで、小ささの埋め合わせをしていると考えられます。
これも、小さく作れるということのメリットだと思います。

フォーサーズというのは、APS-Cに近く、それをより理想的にしたものだと思います。
それでもデジタルに理想的なレンズを設計すると、いわゆる「松レンズ」のように大きな物になってしまいます。
APS-Cのレンズは、オリンパスの「松レンズ」よりも、大きさ的にはちょっと無理をしているように思えます。

画像
逆に、フルサイズは、理想的にはマイクロフォーサーズの2倍の大きさのレンズでも足りないところですが、それでは大きすぎるので小さく作っているのが、フルサイズ。

そこには無理があるはずです。
ニコンのレンズなど、そのままでは歪曲収差が大きいものが多く、見るからに無理をしているという感じがします。
私がニコンのフルサイズに躊躇しているのは、ひとつにはこの理由があります。

もちろん、ソフト的に修正はできますが、光学ファインダーでは歪曲があるままです。

キヤノンは、本格的にAF化するときに、それまでのマウントを捨て、開口を大きくするという英断をして、それが、今日デジタル化でも生きているわけですが、ニコンのマウントサイズは、デジタルには小さくて向かないと言われていたように記憶しています。

そんなこんなを、何とか設計で対応しているのが、今のフルサイズデジタル一眼レフなんだと思います。

オリンパスが理想としたものに近いのがAPS-Cで、フルサイズはそれよりも無理をしているもの、と思います。

基本的には、仕上がりの大きさが同じであれば、センサーの大きさに関係無く、センサーの画素数が同じであれば、解像度は同じか、レンズ性能が悪いフルサイズの方が解像度は悪いはずです。

でも、実際に、雑誌に印刷された画像を比較すると、そうではなく、やはり、フルサイズで撮った方が画質が良いように見える・・・それはどういう理由からなのか?

実は、その答えが見つかりません。

それを自分なりに見つけるには、自分でフルサイズを買って比較するしかないのかな?・・・と思ったりしている今日この頃の私・・・・

例えば「F1レース」の雑誌などがを見ると分かります。
おそらく、キヤノンかニコンのフルサイズ機で多くの写真が撮られているのだと思います。
それを見ていると、特に、広角レンズは、昔(デジタルに切り替わった頃)は収差が多かったのが、最近は超広角でも随分良くなったなぁ・・・という感じがします。


とはいえ・・・とりあえず、私が買うのはGH3でしょう。

しかし、フィルムと両立できるという点で、フルサイズの方が良いのは分かっているのですが・・・

まだ高いですね。

フィルムをやめれば買えそうな気もしますが、私にとっては、まだまだフィルムが大事なので・・・

メーカーの動きを見ながら、どっちにしてもフルサイズへの乗り換えということを考えなければいけないのでしょうか?

様子を見ながら・・・考えるということですな。

そうか・・・レンタルして見ればよいですか、ね。










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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
あ、間違って公開しっちった・・・後悔・・・なんちって(*^_^*)
三日ボーズ
2013/01/20 14:54
どうやらD7000の後継機は無く、D5200に代替?のようで、、、

普及機はAPS-Cで、中級機以上はフルサイズ?で暫らく行き、、、
やがてAPS-CはNikon1に置き換える?でしょうか、、、
フルサイズの価格も次第に下がるでしょうけど、レンズは高値安定で、お値打ちに撮影したい方にはNGですね。

これはユーザー自身がフルサイズを有難がる傾向が招いた事にも原因があるようです、、、
今の内にD7000買おうかと小生もあれこれ迷いますが、D80は全然使わずで、、、IXY600Fが大活躍です。
007
2013/01/21 04:20
D5200は、D7000の代わりにしては、安っぽくて、D300後継を望む声がある現在、やはり、D7000の代わりが出て、D300後継は無い、と思っています。
これまでの35mmネガで撮っていたものをD7000で撮っている、という感じでしたが、ニコン1のできが良いので、持っているD7000一式は、このまま使って、やがてニコン1に代えてゆく、という感じがしております。

どうも、日本人には「いつかはクラウン」という思考が根付いてしまっているようで、一番スペックの良い物があると、みんなソコへ向かってしまうようで・・・
車などに較べれば、手に入れやすいトップエンドですから・・・

安くなったD7000はお買い得かも知れません。
使うなら、の話しですが。
三日ボーズ
2013/01/21 08:21
なるほど、D7000の後継機出ますか、、、

ダントツにIXYを使います、望遠が必要ならばF550EXRだし、、、

暫らくデジ一眼は使ってませんね(^_^;)
007
2013/01/22 04:02

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