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zoom RSS オリンパスギャラリーへ「デジタルプリントを見る」

<<   作成日時 : 2016/01/31 00:00   >>

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世界遺産である、京都・上賀茂神社の式年遷宮を撮られた、写真家の山岸伸さんの写真展が30日までだったので「やっぱり行こ」・・・と思い立って、29日に行ってきました。

上賀茂神社の第四十二回式年遷宮の模様を、カメラマン山岸伸さんが、平成26年5月から、平成27年10月17日まで、1年5か月、延べ32日間を撮ったのだそうな。

かねてから、ワタシの写真の今後のテーマは「信仰と祈り」・・・だと思っているので、その参考に見ておきたくて、足を運んだわけですが、さて・・・。

同時に、もっと興味があったのは、オリンパスのマイクロフォーサーズで撮った写真のプリントを見たかった、ということ。
・・・こっちの方が、実は大きかったかも知れないですが・・・。

既に、今回の氏の「式年遷宮」の写真は、雑誌の印刷で見ていましたが、それが、プリントでどう出るのか?・・・ということが気になります。

なかなか、オリジナルプリントを見る機会も少ないので、かなり拡大プリントされるであろうことも期待して、行きましたです。

山岸伸さんは、今回の取材を、オリンパスのカメラとレンズで通したようです。
シャッター音が小さく、響かないオリンパスのカメラは、式を邪魔することはなかった・・・というようなことを雑誌の取材でおっしゃっていた
(最新のアップデートでは、無音の電子シャッターにも対応委しております)

本来は、立ち入ることすら難しい所の撮影も、プロカメラマンという立場と、神社側の協力によって撮影され、我々も、その写真で行事の内容を見ることができます。
なかなか知り得ない信仰のディープな、あるいはアンタッチャブルな部分を垣間見ることができることは幸いなことです。

神社にとっても、こうやってキチンと記録することの意味はあると思います。

神官たちの祈る気持ち、信仰心と、その厳粛さが伝わってくるとても良い写真でした。

神社では、夜の式が多かったりして、カメラの高感度性能が必要で、ついつい、もっと高感度に強いカメラが必要だったのでは?・・・と思ってしまいます。・・・そう思っておりました。

マイクロフォーサーズは、そのセンサーサイズの小ささから、高感度性能が云々されますが、おそらく多用されているであろう高感度撮影の、その案配を実際にプリントで見たかった、ということがひとつと、マイクロフォーサーズからの拡大プリントの画質。
この2点、を見ました。

・・・山岸伸さんの写真を見る限り、ノープロブレム!・・・ですわな〜。

ワタシも、ついつい、高感度に強い、SONYやら、ニコン、キヤノンのフルサイズが良いんじゃなかんべか?・・・と思って「欲しいなぁ、欲しいなぁ〜〜〜」と思っているわけですが・・・

オリンパスで大丈夫なら、フジでも、楽勝でOKのはず。

そんなことより、やっぱり、カメラマンの視点!!・・・ですよ。

写真は、カメラマンの視点(意思)が撮って、モノになるもの、です。
機械が撮るわけじゃあ〜ねぇ〜のですよ。

オリンパスのボディとレンズの組み合わせで撮った、山岸さんの写真が、自分の目指すモノと一致して、実に参考になり、勉強になりました。

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ワタシが見ていると、違う部屋で打ち合わせをしていたという、作者・山岸カメラマンが戻ってきて・・・
親しい人たちと歓談されていました。

そこから聞こえてきたのは・・・
「40-150mmは、早いよね〜、いいよ」・・・ということと、
「MarkUなら、こういうの(大伸ばし?)にも余裕で対応できる」・・・というようなことでした〜(^_^)v

さて、もうひとつの問題点。

マイクロフォーサーズでの「大伸ばし」はどうか?・・・ということ。

この写真展では、新聞紙の見開き、またはその倍くらい、という、トンでもなく大きなプリントで展示されていました。

果たして、マイクロフォーサーズの画質は・・・それに耐えうるのか??


・・・それは、ある意味、大伸ばしにも耐えられるものであり、ある意味、気になってしまった点もありました。


今回の写真は、どれも高精細・高鮮鋭度・高解像を求めるようなものではなく、どれも、雰囲気を大切にするような写真でした。

センサーサイズからしたら、とんでもない拡大率ですが、実によく写っていました。
「ここまで引き伸ばせるのか・・・!」という驚き、です。

しかし、気になったのは、やっぱり「電気の画質」というものが感じられてしまう・・・ということです。

それが、いわゆる「シャープネス」という画像処理などによるものなのか分かりませんが、離れて見ても、近づいて細かい所を見ても、やっぱり「電気だな・・・」と思える・・・これは何なのでしょうか?
言葉ではちょっと言い表せません・・・。

まず、暗い中に、明るい部分があったりする時のその境目の感じや、電灯の部分などの不自然さ。

これが、オリンパスもパナソニックも結構感じられます。
特にパナソニックは、電灯の部分が不自然になる感じが目立つように感じます。

昔、ビデオからプリントできるモノがあって、警察署の前にあった小屋の中の代書屋みたいなところで、免許書き換え用の書類用の写真を撮るのにビデオカメラを使っていたのに驚いたことがあったのですが、アレの画質を突き詰めて細かくしていったけれど、やっぱ、基本的に電気の画質よね〜・・・という感じ。
初期のデジカメのプリントの電気っぽさ。

ワタシの目が、フィルムのプリントに慣れてしまっていて、違和感を感じているのかも知れません。
どんなに拡大しても「粒子が見えない」ということに、まだ慣れていないのかも知れません。

しかし、それでも、やっぱり・・・「写真じゃない、電気だな〜」・・・と思ってしまう、そんな違和感が拭い去れず残ってしまった・・・そんな感じがあります。

ただし、今回の山岸カメラマンの写真は、デジカメだからこそ撮れたカットがほとんど、と言っていいようなものなのかも知れません。
また、撮り直しが利かないような場合、デジタルの優位性は高いです。

今回の展示でも「これはフィルムの方が良かったのでは?」と思うカットも何点かありましたが、そう思ったところで、デジタルとフィルムを並行して撮ることは大変です。
機材を使いこなす点でも、せっかくの小さなカメラの機動性の足を引っ張ってしまうよぷなことは、お利口な選択ではありません。

デジタルの優位性!・・・これは厳然とあります。揺るぎない感じもします。

だから、もう、このプリント画質に慣れるしかないのかも知れませんね〜。

以前見た、三好和義さんの、ペンタックス645で撮ったフィルムをスキャンしてデジタルプリントした写真はすんばらしかったなぁ〜、と思いつつ。

デジタル写真の「電気っぽさ」というモノは、例えば「高画素」になることで「自然な感じ」になってゆくのでしょうか?
伸ばす大きさに画素数が追いついていなかった、ということもあるのでしょうか?

今回の写真は1600万画素でしたが、例えばこれが、3000万画素、4000万画素となれば、それが「自然な写真」という方向になってゆくのでしょうか?

・・・わかりません。

四ツ切くらいでは、この違和感をあまり感じないかというと、やっぱり「電気っぽさ」はあります。

印刷では感じにくい感じなので、小さな写真集の印刷では感じないと思っていますが、さて、まだまだ進歩するのでしょうか?

さて・・・



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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
上手い方の写真を観る事は意味がありますね、、、。

TVがアナログからデジタル化して、人肌が鮮明すぎて何かキモイ、不自然さが出てるのと同じでしょうか、、、
男性もTV用に化粧してるとのことですが、、、

デジカメは継続して売るために、差別化し少しずつでも新化させることがメーカーの経営課題となってますね、。
007
2016/01/31 03:52
そういえば、山岸カメラマンは、オリンパスの「アートフィルター」を使っておられました。ポートレートなどでも使っているのを見ましたが、私がここで使っているのと同じ「トイフォト」に「ネガキャリアの枠の焼き込み」を加えたものです。
比率は4/3でなく、2:3のようでしたが。
アートフィルターも、素人の子供だましでなく「ちゃんと使えば効果的」という見本を見せていただきました。
三日ボーズ
2016/02/01 13:38

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