倫敦巴里

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zoom RSS 倫敦巴里、再び!

<<   作成日時 : 2017/02/12 00:00   >>

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このブログのタイトル「倫敦巴里(ろんどんぱり)」は、実は、かつて和田誠さんが『話の特集』という雑誌に連載していたものをまとめた本のタイトルでした。

敬意を表して、というか、憧れを込めて、というか、リスペクトして、というか、そういう意味を込めていたりする訳です。

かつて、地元求人誌で記事を書いていたときには、そのひとつを「やぶにらみ」というタイトルで書いていました。
それは「やぶにらみの暴君」というアニメーション映画と、この『倫敦巴里』をかけたものでした。
そして、もともとは、ワタシが人の目を見て話せない性格だったため(今でもその名残アリ)、母が「ロンパリか?」と言ってたことに、端を発することだったります。

前置きが長くなりまりたが、今回、この『倫敦巴里』が再版されました。

一冊は持っていたのですが、引っ越しのごたごたで行方不明となり、ヤフオクだったか、中古本を買っておりました。
これが、出たのは、高校の時だったか?

『話の特集』を思い出します。
そういえば、『面白半分』というのもありました。
野坂昭如さんを追いかけていたような時、読んでいたものです。

『話の特集』は、文学誌でもあったけれど、なんというか、主流からちょっと外れて、というか、『文藝春秋』のような格式張ったところには収まらないような自由闊達なモノが集う雑誌、という感じでした。
くわえて、ちょっと反体制的なイデオロギーも見え隠れするという・・・

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そこに連載されていたのが、この『倫敦巴里』。
「パロディ」というものを学んだ感じです。
この和田誠さんの才能に、ただただ憧れたものです。

その後、『ビックリハウス』が出て、パロディが広まったかんじですが、あれは、単なるダジャレだったりして、和田誠さんのような才覚を感じられるものが少なかった。

『週刊朝日』を後ろから開かせる男、と言われた山藤章二さんの「ブラックアングル」も、上質のパロディ。
憧れました。

今でも、年賀状などに使っているのは、基本的に、こういうパロディへの憧れです。

『暮しの手帖』をパロディにした、「殺しの手帳」など、タイトルはダジャレでも、内容は、見事に雑誌をパロディにしています。
独特の誌面と視点を真似て、対局のものをネタにするという。

映画「007」を、横山泰三さんや、富永一朗さんが4コマ漫画にしたら・・・というのも、絵はもちろん、ネタの使い方、描き方など、特徴ある描写にまとめて、「なるほど、こう描きそうだよな〜」と思わせる。

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川端康成の小説「雪国」を、現代の色んな作家が書いたらどうなるか?・・・というのも、秀逸。

ワタシも一時期、野坂昭如さんや、椎名誠さんを読み込んだときには、パロディ風に似た文体を書くことをおもしろがっていたのですが、これほど広範囲の作家さんの文体を真似、おそらく、そのファンが読んで納得できるようなパロディを作れる才能に嫉妬しました。

デビュー当時の「タモリ」という人が、こういう芸風だったのです、実は。

タモリさんいよる、寺山修司さんや、大橋巨泉さん、永六輔さんたちのモノマネ、というものは、それまでの単に声や台詞を真似るのではなく、何かについて聞かれても、「その人風に」答えられる、という、思考も真似る、という高度なセンスのモノマネだったのです。

その他の色んなネタも、この『倫敦巴里』の雰囲気があります。

実は、タモリさんが頭角を現してきてときと、この時代が同じだったのです。
『話の特集』『面白半分』の時代は被っています。

『面白半分』に、デビュー間もないタモリさんが特集されたのを覚えています。

タモリさんの芸も、「パロディ」という範疇になると思います。

そんな時代を、思い出し、自分の原点を再確認することになった、この『倫敦巴里』の再刊でした。




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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
♪…ロンドンパリをまたにかけ…
からかと思っていました。
♪…ざんねんだ ざんねんだまたさがせ マチガッタカナ?
寒いカメラ
2017/02/13 19:14
ま、そういうこと、ですよ。
三日ボーズ
2017/02/17 19:14

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