倫敦巴里

アクセスカウンタ

zoom RSS 小僧、始動す

<<   作成日時 : 2017/04/15 00:00   >>

ナイス ブログ気持玉 7 / トラックバック 0 / コメント 6

画像

卒業生を送る会の時に、監督にあげる記念バットに、↑↑こんな寄せ書きをしていた小僧。

その「僧侶」としてのスタートを切りました。

既に3回、葬儀の見習い。
脇に座って一緒に読経。

最初の「四智梵語」は一人で唱えてもらって、その間に、ワタシが「引導法」というやり方。
一人で唱える良い練習になるでしょ。

とりあえず、「場数」です。
ひとつには「慣れ」です。

ワタシは、サラリーマンをやりながら、寺での法事をやっておりました。
その頃は、話すこともなく、ただ読経。
そのうち、自宅での法事をワタシが、ということになっていたような。
・・・まだ、自宅での法事も結構あったのでした。

やがて、「通夜」がワタシで、「葬儀」が住職、というパターンがしばらく続いていました。

当時まだ、自宅葬が多かった頃です。
やっぱり、ただ読経のみ。
ご詠歌を唱えるようになって、オリジナリティがでてきて、自分のやり方、と言えるものいになっていった、という感じがします。
そこまで、随分かかりました。

あるお仲間寺院の葬儀に呼んでいただくようになって、(お子さんが本山や大学に行くようになって手薄になって)大きな葬儀をすることに慣れることができました。

ウチでは、大きな葬儀などそうそう無いので、会葬者が200人を越えるような葬儀が多いお寺の手伝いは、とっても勉強になりました。

「背中の後ろ」に何人いても平気、という感じになれたのは、そのお寺さんのお陰です。
色んな住職の考え方、やり方を知るのも勉強でした。

そういえば・・・

ある方のブログに、同じような「副住職」の話が書かれてありました。
勝手に引用させていただきます。

その副住職(女性)は、通夜・葬儀と住職についていって、その二日間に故人・家族に対して思い入れが強くなってしまって、家族・親族ともども泣いてしまうのだそう。

それに対して住職が・・・

そうやって気持ちが揺れないための行(修行)だったんだろ!
ちゃんと行を修めて来たのか?!
適当にやったんじゃないのか?!
坊主が感情移入するな!!!


・・・と言ったんだそうな。

これを読んで、腹が立ったですよ!、わたしゃ。
この住職、知ってるヤツなんですが、何を言ってるんだ〜!・・・・ですよ。
何を戯けたことを言ってるんだ?! お前は〜!・・・ですよ。

そんな行なんてやってねぇ〜よぉ〜。ワタシも。
お前、そんな行、やったんかい?! 
え〜〜?! 
何時何処で、どんな行をやったんやぁ〜〜?!
どの面下げて、弟子に言う?!
気持ちが揺れないための行・・・って、どこでやるんだよ?!
教えてくれや〜!

一番腹が立ったのは、坊主が感情移入するな!!!
・・・これやね。

あたしゃ、今でも、風誦文(引導文)で声が詰まっちゃうことなんて日常茶飯事ですがね〜
気持ちが揺れないための行なんて、あるなら、教えて欲しいモンですわ。

その前に、何でボーズが感情移入しちゃイカンの?!
お前の感情が薄っぺらいんじゃねぇ〜んけ?

ちなみに、我々がやる「加行(けぎょう)」というのは、ただひたすら仏様と一体になる心持ちを得るためのものです。
それは、未だに難しい。
真言の行に気持ちが揺れないための行なんて無い!とワタシは思うのですが、間違ってますかな? 件の住職さんよ〜

・・・って言いたい。

いかに、家族の気持ちを考えるか?、寄り添う得るか?・・・ということが大事なんであって、この住職の言ってることは全くワタシの思いと逆であります。
それじゃあ、イカンと思うわけですよ。

大学出たての子供(弟子)に、師僧として言うことじゃね〜べ。
「修行」というなら、「これから」だんべよ!


・・・さて、ウチの(文字通りの)小僧は、先日、初めて「ピン」の仕事にも行きました。

改装する墓地の供養、いわゆる「魂抜き」というヤツ。
ワタシがどうしても外せない用事があって、頼んだ次第。
簡単、と言っては失礼ですが、複雑なことではないので、初めて、というには良いものだと思います。
雨の中でしたが、なんとか勤めたよう。
檀家さんとの応対も含めて、勉強できたでしょう。
ちょっと、自信になるでしょう。

こういう積み重ねです。

やっと、歩み出した一歩です。

ワタシは、今の住職のように90になってもやる気でいる、ということは、しないつもり。
生きられたら、75で交代、と思っています。
それが「跡継ぎ」ということだと思います。
「継ぐ」ということが大切。
生きてるウチにやるから「接ぎ木」ができるですよ。・・・接ぎ木でなければいけない、と思います。
親(師)は、それを考えるべきと思います。

これまでに自分が学んだことを全部教えるつもりで、一緒にやってゆくということが「継ぐ」ということでしょう。

そういうことが全く考えられない現住職を反面教師と思っています。
早く教えて、早く一人前にすることが、大事。
それが、ワタシの役目だと思っています。

今年から、栃木に独立リーグ「ゴールデン・ブレーブス」ができました。
せっかく資格があるんだから、トライアウトを受けてみれば?・・・と言ったのですが、当人は、「勝つのが目的の野球はもういい」ということのよう。

写真のようなことを書いて、「跡継ぎ」への道を選んだのですから、それに精一杯応えることが、ワタシの役目。
大好きだったばーちゃん(生きてる!)の、小さいときからの「刷り込み」が利いたのでしょうか?
・・・ワタシと違って素直に跡継ぎになるという、実に有り難い心構え。

去年の潅頂の時、最後に、大阿闍梨としてひとこと申し述べる所がありました。
そこで、小僧には感謝の気持ちを述べました。
跡継ぎになってくれてありがとう、と。
小僧に潅頂を授けるために、ちょっと無理して、ワタシとしては2度目の潅頂に行ったのも、その気持ちに応えるためでした。

その気持ちを受け取ってくれたものと思っています。

小僧は、ワタシとは全く違う道を歩いています。
スポーツに打ち込むことも、大学を出てすぐボーズになるということも。
ワタシは、小僧を通して、「違う生き方」を見ている感じです。

ワタシにとっても、弟子である小僧に対して、恥ずかしくない生き方をしなければ、という、これは、プレッシャーでもあります。

ワタシと小僧は声質も似ているので、唱えていてもしっくりくる感じがします。
聴いている方にも、それは伝わるよう。

まずは、自分のクセを直して、習ったばかりの小僧の声明に、こちらが合わせるように唱える。
これも、勉強であります。







テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 7
ナイス ナイス ナイス
ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!)
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
感情移入は誰でもあることなので構わないとは思いますが、泣くことについては僧侶によって考え方が違うでしょうね。
とも
2017/04/16 19:43
>泣くことについては僧侶によって考え方が違う
・・・そういうことを言ってるんではないですよ。
泣いてしまう子供(弟子)に言う言葉がおかしいだろ、と言っているのです。
よく読んでね〜(^_-)
三日ボーズ
2017/04/16 20:37
読んでうえで言っていますが僧侶によって考えが違うのは多少はあるのではないでしょうか?
あなたの考えが必ず正しいとは限らないと思います。
とも
2017/04/16 21:20
だから、ソコじゃないって!
三日ボーズ
2017/04/16 22:51
そうでしたか・・・ 分かりました。だとすると私には少々理解しづらい文章だったようです。文章だけではニュアンスの伝わり方も読み手によって多少の違いがある場合もあると思いますので、私のコメントを不快に思われていたとしたら申し訳ありません。
今後はコメントを控えようと思います。
とも
2017/04/17 21:45
そうしてください。
三日ボーズ
2017/04/17 21:47

コメントする help

ニックネーム
本 文
小僧、始動す 倫敦巴里/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる