いつの間にか・・先輩

今回は、まったく私事で恐縮でありますが・・・・

先日の、栃木智山青年会50周年記念式典に出席した際に、つくづく思ったのは、いつの間にか歳が上の方になってきた、ということ。

式典出席者の中では、まだまだ「ハナ垂れ小僧」ではありますが、自分は青年会の入会資格(当時40歳まで、現在45歳まで)を無くしてもう随分経ちます。

当然、それだけ、若い人が出てきていて、勉強し、活躍しているのを見ると、いつの間にか傍観者になってしまったかのよう。

教区支所が中心で勤めている施餓鬼や護摩などの法要では、若い副住職の出仕が多くなって・・・私の上の年齢の方が出仕を「副」に交代して、遂に「一番上」になってしまうという事態が起こっています。

とりあえず「年功序列」の世界です。

黙っていても「上」に上がって行く、ということです。
「ところてん」です。

たいした「功」が無くても「年」だけで序列が決まってしまうのね・・・
これに、ちょっといたたまれなく感じる時があります。

宇都宮仏教会でも、理事長を経て(自動的に?)副会長という肩書きになってしまいました。
思えば、みんなから「理事長!」と言われたときも、自分の「立場」に耐えきれない時がありました。
「オレはそんなんじゃないから・・・」と、心の中で言い返していたような感じです。

今回、宇都宮仏教会の成道会記念講演会を「ビデオ係」として「初心に返る」という意味で「手伝い」の気持ちで参加しましたが、やっぱり、反省会で挨拶なんかさせられると・・・現実に帰ってしまいます。

そして、なんとなく「そろそろ住職になっかな・・」という気持ちになってきました。

近隣寺院で、住職存命中の交代が続いたとき、住職から「ウチも代わるか?」と言われたことがありましたが「いいよ、ずっとやってなよ」と答えました。

住職がいる、ということで、自分は楽な気持ちでいられる・・・ということですが、これは甘えているんじゃないか?と思う訳ですね。

住職が倒れて、急に交代することになって・・・住職が何でも自分でやっちゃってたので、事務的なことから、何も分からず、苦労した、という話しも聞きます。

また、二十歳そこそこで、住職が急逝して後を継いだという人もいます。
大学の同級生の女性の寺がそうでした。
私よりイッコ上のご主人が急逝されて、お子さんは多分二十歳前で跡継ぎです。

そんなことを考えると「そろそろ・・・」なのかな?と思います。


人間には、出世したいと思う人と、そんなのどうでも良いと思う人の二種類あって・・・

名刺に「これでもかっ!」と肩書きを書いたり、有名な人、有力者と知り合いだと自慢げな人がいますが、そういうことに興味が無い、というう人もいるでしょう。

偉くなりたくてもなれない・・・ってのもありますか、ね (^^;)

偉くなるのはめんどくさい、ということもあります。
また、寺の系列みたいなのもあるようで、ウチはそこから外れていて、偉くはなれない、という感じでもあつみたいです。

だから、私の場合は・・・
「偉くなりたくないけど、そんなこと言わなくても、どーせあんたは偉くなれないから安心しなよ」と言われちゃうようなものでしょうか?

しかしながら、ボーズという者は、案外偉そうな感じなんですね。

政治家さんだって、社長さんだって、ヤクザの親分だって、葬式をやるときにはボーズに頭を下げるのよね・・・ってことですね。

実際、ホントに偉そうにしているボーサンはいるようで・・・・

葬儀社ではみんな深々と頭を下げてお出迎えで「お荷物お持ちしましょう」とか言われて、みんなに頭を下げられているうちに「おれは偉いんじゃないか?」と勘違いしてしまうようで、気をつけなきゃ、と思っています。

でも、荷物を持ってもらうとか、エレベーターに乗るとか、頭下げられるのがイヤなので、一人でサッサと歩いて行ったりしていたら・・・

「広琳寺さん、怖い」と思われていたそうな・・・あれ? (-_-)

逆に偉そうになっちゃってたのかも知れません。上手くゆかないものです。


50過ぎて・・・「人生折り返した」と思ったら、年功序列で偉くなっちゃうのは仕方ないと思うしかないのかも知れません。

でも、やっぱり・・・集まりの反省会とかで、上座の方に座らされて、挨拶を・・・とか言われちゃうのは、苦手です。


そういえば、小僧に「おとうさん」と呼ばれて・・・「オレはお父さんか・・・でも、ちゃんとお父さんのようなことができているんだろうか?」・・・・と、思います。

ヤツは「お父さんは偉い」と思っているんだろうか?

小さいとき「おとうさん」って言えなくて「おとちん」と言っていた小僧。
「うん、まあ、オトチンくらいなもんだろな、オレは」と思って面白がっていたのですが、ホントに、未だに頭の中は、高校生の頃と変わってない、と思うくらいです。

自分も周りも納得できる「先輩」になれるのはいつの日やら・・・・???

・・・なんて言ってないで、後輩が増えた分、その後輩が「先輩」と思ってくれるように、年相応にちゃんとしなければ、イカン!・・ということですわな。





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この記事へのコメント

三日ボーズ
2012年12月09日 14:14
昔、施餓鬼とかに出始めた頃は、控え室の席で、老僧が真ん中に座っちゃって、若いのが下の席ではみ出しちゃう、とかって状況が馬鹿馬鹿しく思えて、その隣に座ったり、慣習的な物への反骨精神とかあったのですが、案外みんな、そういう状況(年功序列)を楽しんでいるんだな、ということに気がつきました。
いまは「年なんだから」と、からかわれる立場になっていたと、気がつきました。

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