撮影禁止とネット中継
浄土真宗本願寺派のHPを見たら・・・「法統継承式のインターネット中継」というのがあった。
2014(平成26)年6月6日(金曜日)が、法統継承式だったのだそうな。
親鸞聖人が『教行信証』を顕わさそれて以来790年、浄土真宗のみ教えが承け継がれてきました。
この度、親鸞聖人から第25代となるご門主が就任されます。
・・・ということなのね。
別な所には・・・
浄土真宗本願寺派が「法統継承式」の概要発表 門主職を譲る
(2013.12.6 18:57 MSN産経ニュースWEST)
浄土真宗本願寺派(本山・西本願寺、京都市下京区)は6日、大谷光真・第24代門主(68)が長男の光淳新門(36)に門主職を譲る「法統継承式」の概要を発表した。
平成26年6月6日午前10時から、関係者が参列して法要と式典を営む。
前日には紫の法衣や宗祖親鸞の木像を安置する厨子の鍵などを譲る「御譲渡式」が非公開で行われる。
本願寺派の門主は宗祖親鸞の子孫で、交代は昭和52年以来37年ぶり。
・・・ともあります。
そうなんだよなぁ・・・真宗は「親鸞の子孫」ってのが存在するわけだよな・・・と思っておりました。
唯一、宗祖が妻帯したわけですから・・・
それ故の問題も、多く孕んでいたりするんだろうなぁ・・・とも思いつつ・・・
これをインターネット中継するということが気になったですね。
これはど~なんでしょ?
まず、気になったのは、当ブログでも何度も書いている「撮影禁止」ということとの関係が気になったですね~。
「堂内撮影禁止」・・・について考える
http://e-bozu.at.webry.info/201212/article_5.html
神社仏閣の「撮影禁止」について、もう一度考える
http://e-bozu.at.webry.info/201212/article_10.html
「お東」は、堂内撮影禁止でしたが、おそらく「西」も同様でしょう。
だとしたら、その根拠についてですが・・・
「聖なるものを気軽に写真なんかに撮ってはイケナイ」ということだとしたら、親鸞上人の御影だけを写さなければいいだけ。
しかし「お堂の中」で何を撮っても撮影が禁止、というのは「そこで写真を撮るという行為がダメ」ということで、これは、高野山の奥の院と同じ考え方でしょうかね・・・?
ではなぜ、その聖なるお堂をネットで中継などというお手軽なことをしてしまったのか?!
もっとも、高野山では、奥の院の前の河に架かる橋から撮ってはイケナイ、というもので、橋の手前から、奥の院を撮ることは構わない、という、その根拠が良く分からないものですが・・・。
さて、その撮影禁止の場所で、インターネット中継という、この上ない「お手軽」な行為を許してしまう、ということは、ますます撮影禁止の意味が分かりません。
参拝できない人のための親切ということでしょうが、それが全てに優先されるのでしょうか?
・・・もっとも、お偉いさんがあんまり深く考えて無かった・・・ということだったりするんでしょうね、案外。 (^^)
個人的には・・・
「仏教とは体験である」という面もあると思っていて、ネットで参拝なんてことが言われ出した時に、HPは作らないと心に決めましたです。
インターネット参拝というのは、ネットが定着したころ、それを商売にする人もでてきました。
ネットでお墓参り、なんてものもあります。
お墓参りの代行、なんてこともアリマス。
まったくのバーチャルで事が済んでしまう、という意識は、仏教にとって良いことでは無いと思います。
例えば、引っ越しをして住まいからお墓が遠くなってしまった人が・・・
インターネットでお墓参りができればいいな~と思ったり、インターネットを通じて、お墓参りしてくれる人にお願いしたりするのもいいなぁ~と思ったりしたら・・・
これをどう考えるか?
インターネットで墓参りなんて意味ないから、それならしない方が良い・・・
→心の中で念じればいい・・・
→いや、それなら、イメージの助けとしてインターネットがあってもいいじゃないか・・・とも考えられます。(もともと仏像だって、瞑想で仏様を念じる助けとして作られた、という面も持つ)
同様に「法統継承式のインターネット中継」の場合も・・・
やはり、参拝する事に意味がある、と思うか・・・
どうしても参拝できない人のために、ネットで中継してあげられれば、幸せになる人が増える。
そうした方が、より多くの信徒さん・門徒さんと、ヨロコビを共有できる・・・そのことが大切と思うか?
私は、基本的に、ネットで中継には、反対という思いをいだいておりますが・・・
「法統継承式で就任の決意を表明する浄土真宗本願寺派の大谷光淳新門主=6日午前、京都市下京区の西本願寺」(写真「47NEWS」~より~)
若いのね・・・大変だろね・・・(-_-)
ジッと顔見てると・・・なんだか、親鸞さんに似てるように思えてきましたぜ (^^)
2014(平成26)年6月6日(金曜日)が、法統継承式だったのだそうな。
親鸞聖人が『教行信証』を顕わさそれて以来790年、浄土真宗のみ教えが承け継がれてきました。
この度、親鸞聖人から第25代となるご門主が就任されます。
・・・ということなのね。
別な所には・・・
浄土真宗本願寺派が「法統継承式」の概要発表 門主職を譲る
(2013.12.6 18:57 MSN産経ニュースWEST)
浄土真宗本願寺派(本山・西本願寺、京都市下京区)は6日、大谷光真・第24代門主(68)が長男の光淳新門(36)に門主職を譲る「法統継承式」の概要を発表した。
平成26年6月6日午前10時から、関係者が参列して法要と式典を営む。
前日には紫の法衣や宗祖親鸞の木像を安置する厨子の鍵などを譲る「御譲渡式」が非公開で行われる。
本願寺派の門主は宗祖親鸞の子孫で、交代は昭和52年以来37年ぶり。
・・・ともあります。
そうなんだよなぁ・・・真宗は「親鸞の子孫」ってのが存在するわけだよな・・・と思っておりました。
唯一、宗祖が妻帯したわけですから・・・
それ故の問題も、多く孕んでいたりするんだろうなぁ・・・とも思いつつ・・・
これをインターネット中継するということが気になったですね。
これはど~なんでしょ?
まず、気になったのは、当ブログでも何度も書いている「撮影禁止」ということとの関係が気になったですね~。
「堂内撮影禁止」・・・について考える
http://e-bozu.at.webry.info/201212/article_5.html
神社仏閣の「撮影禁止」について、もう一度考える
http://e-bozu.at.webry.info/201212/article_10.html
「お東」は、堂内撮影禁止でしたが、おそらく「西」も同様でしょう。
だとしたら、その根拠についてですが・・・
「聖なるものを気軽に写真なんかに撮ってはイケナイ」ということだとしたら、親鸞上人の御影だけを写さなければいいだけ。
しかし「お堂の中」で何を撮っても撮影が禁止、というのは「そこで写真を撮るという行為がダメ」ということで、これは、高野山の奥の院と同じ考え方でしょうかね・・・?
ではなぜ、その聖なるお堂をネットで中継などというお手軽なことをしてしまったのか?!
もっとも、高野山では、奥の院の前の河に架かる橋から撮ってはイケナイ、というもので、橋の手前から、奥の院を撮ることは構わない、という、その根拠が良く分からないものですが・・・。
さて、その撮影禁止の場所で、インターネット中継という、この上ない「お手軽」な行為を許してしまう、ということは、ますます撮影禁止の意味が分かりません。
参拝できない人のための親切ということでしょうが、それが全てに優先されるのでしょうか?
・・・もっとも、お偉いさんがあんまり深く考えて無かった・・・ということだったりするんでしょうね、案外。 (^^)
個人的には・・・
「仏教とは体験である」という面もあると思っていて、ネットで参拝なんてことが言われ出した時に、HPは作らないと心に決めましたです。
インターネット参拝というのは、ネットが定着したころ、それを商売にする人もでてきました。
ネットでお墓参り、なんてものもあります。
お墓参りの代行、なんてこともアリマス。
まったくのバーチャルで事が済んでしまう、という意識は、仏教にとって良いことでは無いと思います。
例えば、引っ越しをして住まいからお墓が遠くなってしまった人が・・・
インターネットでお墓参りができればいいな~と思ったり、インターネットを通じて、お墓参りしてくれる人にお願いしたりするのもいいなぁ~と思ったりしたら・・・
これをどう考えるか?
インターネットで墓参りなんて意味ないから、それならしない方が良い・・・
→心の中で念じればいい・・・
→いや、それなら、イメージの助けとしてインターネットがあってもいいじゃないか・・・とも考えられます。(もともと仏像だって、瞑想で仏様を念じる助けとして作られた、という面も持つ)
同様に「法統継承式のインターネット中継」の場合も・・・
やはり、参拝する事に意味がある、と思うか・・・
どうしても参拝できない人のために、ネットで中継してあげられれば、幸せになる人が増える。
そうした方が、より多くの信徒さん・門徒さんと、ヨロコビを共有できる・・・そのことが大切と思うか?
私は、基本的に、ネットで中継には、反対という思いをいだいておりますが・・・
「法統継承式で就任の決意を表明する浄土真宗本願寺派の大谷光淳新門主=6日午前、京都市下京区の西本願寺」(写真「47NEWS」~より~)
若いのね・・・大変だろね・・・(-_-)
ジッと顔見てると・・・なんだか、親鸞さんに似てるように思えてきましたぜ (^^)
この記事へのコメント
改宗しようかしら♡
「そっち」いったですか?!
東本願寺も昔は撮影できていたので、何故だめなのか、直接問い合わせたことがありまして、回答もして頂きました。(その内容は書きません、ご自分でお聞き下さい)
インターネットの特性上、色々な方がご覧になるわけですからご自分の推測だけで書かないで頂きたいものです。
・・・と「確認していない推測である」という書き方をしております。
これがなんでイケナイ?
インターネットの特性上色んな人が書いておりますので悪しからず(^^)/
とご自分でお書きになっているように、確かめる術があるのに(しかも、その難易度も極めて低い)そうせずに一方的に自分の推測を当てて東本願寺を批判する立場が問題だと思った訳です。
批判記事である以上は最低限、批判対象の東本願寺の言い分を載せるべきでしょう。
ゴシップ記事を書きたかったのでしょうか・・・。
プロフィールを信じる限り貴方は僧侶のようですが、真言宗では推測だけで相手を
批判なさるのですか?
では、改めてお西を引き合いに出したのはどういう意図だったのでしょうか、本来必要ないひとことであろうかと思います。私が指摘したお西の実情については何も触れておられませんが、どうしてでしょうか。東本願寺にはお聞きになられましたか?
「面倒な奴に絡まれた」とお思いでしょうが、どうぞお教え下さい。
真面目にこの記事を書いたおつもりなら「インターネットの特性だから」と、茶化さないで下さい。
おんなじようなこと言ってた馬鹿が最近いたな。そういえば。
真面目に書いてないから・・・チャンチャン♡
この調子ですと、私のどこが「ズレてる」かもお教え頂けないのでしょうね。
私の質問がよほど気に触ったようで、「馬鹿」呼ばわりまでされるとは思いませんでした。
"真面目に書いていないブログ"に"真面目なつもり"でコメント寄せた私が悪かったと
いうことだと了解しました。大変失礼致しました。
論点はソコじゃないよ、ってことですよね。
「西」は撮影がOKとかいうことじゃねーでしょが、私が言ってるのは。
以前から、何度も書いていることで、多くは根拠が「?」な訳だということを言いたかったわけですが、基本的に真宗・浄土真宗は嫌いなので、聞くことはないね。あっちも、コッチの言い分なんて聞かないんだから・・・